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A.2025年のSDDSプラスに参加している国の数(2025年7月現在)は31か国。
出典: 内閣府『令和7年度 経済財政白書(全体版)』2025年7月公表
31か国
SDDSプラスに参加している国の数(2025年7月現在)
(額面ベースの一般政府総債務GDP比は高水準で推移) ここまでは、資産・負債について時価ベースの評価額の動向をみてきたが、負債、とりわけ債務証券については、国債等の債務は満期到来時には額面金額で償還を行う必要があることを踏まえ、額面ベースでの一般政府債務の動向も確認したい。2000年代後半の世界金融危機に対する、統計面での教訓として、国際機関を中心に、経済・金融・財政の諸データについて、国際比較が可能で、より頻度(周期性)と速報性(適時性)が高いデータ整備が必要という議論がなされ、その結果として、2012年にはIMF理事会において「特別データ公表基準プラス(SDDSプラス)」の創設が合意された。SDDSプラスは、財政面に関しては、一般政府の総債務(General Government Gross Debt)と一般政府の収支(General Government Operations)が対象となり、前者については各四半期末のデータを4か月以内に、後者については各四半期のデータを12か月以内に公表することが求められている23。このうち、一般政府総債務については、債務証券や借入等から成り、一般政府部門内の相殺処理を行うとともに、債務証券については時価評価ではなく額面で表示することが求められている24。ここで、SDDSプラスに基づく一般政府総債務の名目GDP比について、コロナ禍前の2019年12月末以降の動向を、米国、英国、ドイツ、フランスと比較する(第1-3-9図)。GDP比の水準としては、2024年12月末時点で、日本は219%と突出して高く、他の主要国と同様に、上昇している。こうした一般政府総債務について、同じくSDDSプラスのデータから海外債権者保有比率をみると、英国で低下がみられる一方、その他はおおむね横ばいであり、日本は11%程度と他国と比べて低位にある。 23 2025年7月現在で、SDDSプラスに参加している国は、主要先進国を含め31か国となっている。 24 厳密には、名目値(nominal)又は額面(face value)とされている。なお、時価評価(market value)に基づく債務証券は参考値での表示が推奨されている。 141