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A.2025年の2025年度春季労使交渉の賃上げ率は5.25%。
内閣府のデータベースに登録された2025年度春季労使交渉における賃上げ率(連合最終集計)は5.25%です。2025年の春季労使交渉における最終的な賃上げの割合を示す統計データです。
出典: 内閣府『令和7年度 経済財政白書(全体版)』2025年7月公表
現した32(第1-2-18図(1))。2025年度の春季労使交渉においては、連合の最終集計によると、定期昇給を含む賃上げ率で5.25%、ベアで3.70%と、33年ぶりの高さとなった2024年を更に上回る結果となっている(第1-2-18図(2))。過去、賃金改定が実際の賃金支払に反映されるタイミングのパターンに鑑みれば、今年度の春季労使交渉の賃上げについて、夏場にかけて、所定内給与の上昇率に徐々に反映されていくことが期待される(第1-2-18図(3))。ここで、賃金に関して、速報性の高いビッグデータである給与計算代行サービス33における2025年4-6月の所定内給与の対前年比上昇率を年齢別にみると、2024年と同様、2025年も、20代や30代の若年層の伸び率が相対的に高い一方、40代や50代といった中高年層においても所定内給与の上昇率が着実に高まっている(第1-2-18図(4))。人手不足感が歴史的に高い状況が継続する中、幅広い年齢層の雇用者について、企業が人材の確保・引留めの観点から、賃金の引上げに取り組んでいることがみてとれる。 第1-2-18図 フルタイム労働者の所定内給与の推移、春季労使交渉の結果等 フルタイムの所定内給与は安定的に2%以上の伸び、今年の春季労使交渉は昨年を更に上回る賃上げ率 (1)名目賃金の推移(フルタイム労働者) ①年度次 (前年度比寄与度、%) 4 3 2 1 0 -1 -2 -3 -4 1994 2000 05 10 15 20 24 (年度) 所定内給与の上昇率 (赤折線) 特別給与 現金給与総額 (折線) 所定外給与 所定内給与 3.5 2.5 ②月次 (前年比寄与度、%) 6 5 4 3 2 1 0 -1 -2 1 4 7 10 1 4 5 (月) 2024 25 (年) 特別給与 所定外給与 現金給与総額 (折線) 所定内給与 所定内給与の上昇率 (赤折線) 2.5 1.1 32 なお、「毎月勤労統計調査」において、2025年2月、3月のフルタイム労働者の所定内給与の前年比上昇率は、それぞれ+2.1%、+2.0%に低下した後、4月は+2.6%に上昇した。2025年2・3月については、事業所規模30~499人の事業所で伸び率が大きく低下しており(付図1-7)、毎年1月に実施される同規模の事業所における3分の1ずつの標本入替えの影響のほか、前年がうるう年に当たることから、所定内給与を日給等で支給される労働者が多い事業所において、勤務日が前年比で1日少ないことによる影響が現れた可能性がある(カレンダー上、直接影響するのは2月であるが、統計上3月の給与として記録される給与の算定期間に2月末が含まれる場合があるため、2~3月にかけて影響が出ている可能性があるとされる)。 33 株式会社ペイロールの保有する給与計算代行サービスデータに基づく。各年各月について前年から共通するサンプルの所定内給与の平均の伸び率を算出した後、各年4月~6月の伸び率を単純平均したもの。対象は、データ利用の同意があった企業等の月給者で、サンプルサイズは43,706人(2025年6月時点)。 95