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A.2023年の2023年輸出入額の空港積卸割合は28.5%。
内閣府のデータによると、2023年の輸出入額のうち空港で積卸された割合は28.5%です。この数値は、同年の日本における全輸出入額に対する航空貨物の割合を示しています。
出典: 内閣府『令和7年度 経済財政白書(全体版)』2025年7月公表
2023年輸出入額の空港積卸割合
28.5%
2023年の輸出入額のうち空港で積卸された割合
は島国であり、海に囲まれているという地理的条件から、輸出を行う場合は必然的に海路又は空路36となる一方で、国内の輸送は鉄道や道路貨物といった選択肢も存在しているため、水運の生産誘発依存度が高くなっているのは自然な結果と言える。水運に続くのは、各種製造業であるが、その中でも船舶や電子部品、自動車などの機械製造業や、基礎化学製品や製鉄などの素材製造業の割合が高くなっている。これらの産業では、輸出の生産誘発依存度が50%を超えており、海外経済の減速に伴い、外需が下振れることがあれば、大きな影響を受け得る産業であると言える。 第3-1-31図(1)では、部門ごとに輸出の減少が与え得る影響について確認したが、日本経済全体に対するマクロ的な影響をみるうえでは、各産業の規模も考慮する必要がある。第3-1-31図(2)では、各最終需要項目によって誘発された国内生産額を示す生産誘発額のうち、主要な部門における輸出による生産誘発額を示している。これをみると、自動車の生産誘発額が他の産業と比べて顕著に高く、次いで、卸売、その他の鉄鋼、電子部品・デバイス、生産用機械と続く。米国の関税措置やそれに伴う海外経済の下振れによって、基幹産業である自動車製造業の輸出が減少すれば、それが我が国経済に与える影響が大きいことが確認される。また、我が国経済全体でみれば、輸出の減少は、製造業に対する影響だけでなく、財の仲卸を行っている卸売業の産出額減少を通じた影響にも留意が必要である。 第3-1-31図 我が国の部門別にみた輸出への依存度 輸出への依存度は水運と機械・素材製造業で高く、マクロ的な影響は自動車と卸売が大きい (1)生産誘発依存度 (%) 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 全産業合計 水運 船舶・同修理 電子部品・デバイス 非鉄金属 基礎化学製品 自動車 製鉄 産業用電気機械 その他の鉄鋼 生産用機械 ゴム製品 航空輸送 業務用機械 はん用機械 プラスチック製品 電子計算機・同附属装置 窯業・土石製品 卸売 通信機械・同関連機器 その他の化学製品 石油製品 道路輸送 金属製品 映像・音声・文字情報制作 金融 電気 民生用電気機器 情報サービス 通信・インターネット附随サービス 鉄道輸送 宿泊業 飲食サービス 保険 研究開発サービス 小売 建築 輸出 個人消費 設備投資 その他 36 貿易統計における積卸港別貿易額をみると、2023年の輸出入額のうち、港で積卸された割合は71.5%、空港で積卸された割合は28.5%となっている。 345