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A.中国は透明性を欠いたまま、軍事力を広範かつ急速に増強している。
出典: 内閣官房『国家安全保障戦略 2022(パンフレット)』2022年12月公表
中国は透明性を欠いたまま、軍事力を広範かつ急速に増強している。
2 インド太平洋地域における安全保障の環境と課題 「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)というビジョンの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現、地域の平和と安定の確保は、我が国の安全保障にとって死活的に重要。 ●中国の安全保障上の動向 〇 十分な透明性を欠いたまま、軍事力を広範かつ急速に増強 〇 東シナ海、南シナ海等における、力による一方的な現状変更の試みを強化 〇 ロシアとの戦略的な連携の強化、国際秩序への挑戦 〇 十分な透明性を欠いた開発金融、他国の中国への依存を利用した経済的な威圧 〇 台湾について武力行使の可能性を否定せず、また、台湾周辺における軍事活動の活発化 等 ⇒現在の中国の対外的な姿勢や軍事動向等は、我が国と国際社会の深刻な懸念事項であり、我が国の平和と安全及び国際社会の平和と安定を確保し、法の支配に基づく国際秩序を強化する上で、これまでにない最大の戦略的な挑戦であり、我が国の総合的な国力と同盟国・同志国等との連携により対応すべきもの。 ●北朝鮮の安全保障上の動向 〇 ミサイル関連技術及び運用能力の急速な進展。核戦力を最大限のスピードで強化する方針 〇 拉致問題は、我が国の主権と国民の生命・安全にかかわる重大な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題 等 ⇒北朝鮮の軍事動向は、我が国の安全保障にとって、従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威。 ●ロシアの安全保障上の動向 〇 ウクライナ侵略等。北方領土での軍備増強及び活動活発化、中国との戦略的な連携の強化 等 ⇒ロシアの対外的な活動、軍事動向等は、今回のウクライナ侵略等によって、国際秩序の根幹を揺るがし、欧州方面においては安全保障上の最も重大かつ直接の脅威と受け止められている。また、我が国を含むインド太平洋地域におけるロシアの対外的な活動、軍事動向等は、中国との戦略的な連携と相まって、安全保障上の強い懸念。 6