補助金受給企業は、非受給企業と比較して売上高営業利益率が低い一方、有形固定資産の伸び率が高い傾向にあり、設備投資が促された可能性が示唆される。
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ループの方が大きく、コロナ禍の影響が相対的に大きかったことが示唆される。次に、有形固定資産について、同様に一社当たり平均の前年比伸び率をみると、売上高営業利益率とは逆に、補助金ありのグループの方が補助金なしのグループに比べて、全体として伸びは高く推移している。補助金ありグループの事業者が補助金を受給した2021年1月~2022年10月の期間でもこうした傾向が成り立っており、コロナ禍で売上高営業利益率が落ち込んだ事業者が、補助金の申請を行い、補助金受給によって設備投資が促された可能性が示唆される。さらに、企業規模による違いをみるために、資本金別に、補助金あり・なしグループ別に経営指標を確認すると、補助金ありグループの方が総じて売上高営業利益率が低いことが分かる。有形固定資産の伸び率については、資本金500~3,000万円では補助金なしグループの方が高いが、500万円未満や3,000万円~1億円企業では補助金ありグループの方が高くなっており、ばらつきがみられる。第1-3-15図 2021事業年度の補助金受給有無別の売上高営業利益率と有形固定資産 補助金ありグループは営業利益率が低く、固定資産の伸び率が高い傾向 (1) 売上高営業利益率(1社当たり平均) (%) 15 10 5 0 -5 -10 -15 -20 -25 -30 -35 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 (月) 2020 21 22 23 (年) 補助金なし 補助金あり (2) 有形固定資産(1社当たり平均) (前年同月比、%) 30 25 20 15 10 5 0 -5 -10 -15 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 (月) 2020 21 22 23 (年) 補助金あり 補助金なし 153