人手不足が深刻な企業ほど生産性や収益に課題があるため、人的資本投資や省力化投資による生産性向上が重要である。
タグ: 人手不足, 労働生産性, 人的資本投資, 省力化投資, 企業経営
1-3. 企業部門の動向と課題: 人手不足への対応 人手不足の企業の多くは収益が増加しているが、一部に影響がみられ、生産性向上が課題 (1) 労働者過不足判断DI (上位産業) 運輸業, 郵便業 サービス業 (他に分類されないもの) 医療, 福祉 宿泊業, 飲食サービス業 建設業 0 20 40 60 80 (「不足」-「過剰」、%pt) 人手不足の企業 の多くは収益が増 加しているが、一部の企業では業 務縮小等の影響 もみられる。 運輸など サービス 業で特に 人手不足 感が強い (2) 経常利益上昇率と人手不足感 (2012年度から2016年度の上昇率、%) 60 50 40 30 20 10 0 非常に不足 やや不足 適正 過剰 人手不足感が強 いほど、経常利 益上昇率が高い (3) 人手不足に伴い 業務調整を行った企業 (%) 40 30 20 10 0 一部の業種では人手不 足により業務量を調整 専門・技術サービス 運輸・郵便 不動産・物品賃貸 建設業 情報通信業 製造業 卸売・小売業 飲食・宿泊サービス 金融・保険 (備考) 厚生労働省「労働経済動向調査」、内閣府「働き方・教育訓練等に関する企業の意識調査」により作成。 (4) 労働生産性と人手不足感 (労働生産性、適正=100) 120 100 80 60 40 20 0 非常に不足 やや不足 適正 過剰 人手不足感が強 いほど、労働生産性 が低水準 人手不足感の高い企 業では生産性の向上 が大きな課題。従業員 の人的資本投資や省 力化投資を促進し、 労働生産性を高める ことが重要。 (5) 人手不足への主な対応策 (%) 60 50 40 30 20 10 0 人材育成や省力化投 資など生産性向上の 取組もみられる 採用手段多様化 人材育成による 生産性向上 採用対象の拡大 休日出勤 従業員の残業 賃金等の 待遇改善 省力化投資 業務量の抑制・ 受注調整 営業時間の短縮 (備考) 内閣府「働き方・教育訓練等に関する企業の意識調査」により作成。 4