2009年以降の生産・営業用設備判断DIの推移を分析し、2020年以降の過剰感の変動と中小企業における不足感の再燃を解説している。
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第1部 令和3年度(2021年度)の小規模事業者の動向 続いて、設備の過不足感について生産・営業用設備判断DIの推移を確認する。全体的に、2009年をピークに設備の過剰感が徐々に解消され、非製造業では2013年半ば、製造業では2017年前半に生産・営業用設備判断DIはマイナスに転じた。その後、製造業は2018年後半から不足感が弱まる傾向で推移していた。2020年に入ると急激に過剰感が強まったが、2020年第3四半期以降は過剰感が和らいでいる。非製造業においては2020年に設備の不足感が弱まったが、足元では、特に中小企業において再び不足感が強まっている(第1-1-20図)。 第1-1-20図 企業規模別・業種別に見た、生産・営業用設備判断DIの推移 (DI, %pt) 40 30 20 10 0 -10 08Q1 09Q1 10Q1 11Q1 12Q1 13Q1 14Q1 15Q1 16Q1 17Q1 18Q1 19Q1 20Q1 21Q1 (年期) 中小企業 製造業 中小企業 非製造業 大企業 製造業 大企業 非製造業 資料:日本銀行「全国企業短期経済観測調査」 (注)1.ここでは、大企業とは資本金10億円以上の企業、中小企業とは資本金2千万円以上1億円未満の企業をいう。 2.生産・営業用設備判断DIとは、生産・営業用設備が「過剰」と答えた企業の割合(%)から「不足」と答えた企業の割合(%)を引いたもの。 I-18 2022 White Paper on Small Enterprises in Japan