普天間飛行場代替施設建設事業における環境保全措置の実施状況と、周辺住民への配慮および辺野古移設に向けた取り組みについて解説している。
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在日米軍の駐留に関する取組 第5節 埋立工事の進捗状況(2018年11月) 埋立工事の進捗状況(2024年4月) 同年2月にK-5護岸、3月にはK-6護岸、4月にはK-7護岸の工事を開始した。 イ 環境保全にかかる取組 環境影響評価書において、埋立区域に生息するサンゴ類は埋立てに伴い消失することになるため、避難措置と可能な限り移植することとしている。既に保護対象のサンゴ類の一部について沖縄県知事の許可を得て移植しており、今後、残りの保護対象のサンゴ類についても避難措置を講ずることとしている。なお、普天間飛行場代替施設建設事業では、那覇空港第二滑走路の工事に伴う埋立ての際よりも、保護の対象を広げ、より手厚くサンゴ類を移植することとしている9。また、国指定の天然記念物であるオカヤドカリ類や、絶滅危惧種に指定されている貝類、甲殻類などについても、工事に合わせて生息に適した場所へ適切に移動させている。さらに、埋立てに伴い消失する生息域等に関する措置として、陸上施設で育てたサンゴ類を大浦湾周辺海域に移植するための取組や海草藻場の生育範囲を拡大するための取組を実施している。 これらの環境保全措置は、環境監視等委員会の指導・助言を踏まえつつ講じており、普天間飛行場代替施設建設事業については、環境保全に十分配慮しながら工事を進めている。 ウ 周辺住民への配慮 今後、工事が進捗することになる、工事用車両の通行の増大などが見込まれる。工事が進捗することに伴い生じる可能性がある騒音や渋滞などが地元の自然環境や生活環境に与える影響に十分に配慮しつつ、工事を進めていく。 普天間飛行場の一日も早い全面返還に向けて、引き続き、地元の皆様への丁寧な説明を行いつつ、辺野古移設に向けた工事を着実に進めていく。 5 嘉手納飛行場以南の土地の返還 2006年5月のロードマップでは、普天間飛行場の代 資料:普天間飛行場及び代替施設の規模比較 URL:https://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/frf/index.html#kibohikaku 資料:地盤改良工法について URL:https://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/frf/index.html#kouhou 資料:環境保全について URL:https://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/frf/index.html#kankyohozen 9 具体的には、那覇空港第二滑走路の工事に伴い、小型サンゴ約3万7,000群体の移植が行われたが、仮に、代替施設建設事業と同じ基準を当てはめれば、移植対象の小型サンゴ類は約17万群体となる。 日米同盟 第III部 第2章 日本の防衛 342