将来の目指すべき姿として、安全で強靭なインフラ構築と総合的な維持管理を目指す。
タグ: インフラ, 維持管理, 更新, 防災, 国土強靭化, マネジメント, 少子高齢化
Ⅱ. 目指すべき姿 戦略的な維持管理・更新等が行われた将来の目指すべき姿を示すとともに、 年次目標等を設定し、その達成に向けたロードマップを明らかに する。(ロードマップは別添) (1)安全で強靭なインフラシステムの構築 我が国は、戦後の厳しい社会経済情勢の中、度重なる大規模災害等の 経験を踏まえつつ、困難な地形条件を克服し、多様な気象条件に適応する ための取組を進めてきた。その過程において、必要なインフラ整備を推進 し、新技術を開発・導入することで、安全性や利便性に係るインフラの 機能や建設技術の高度化が図られてきた。 今後は、これまで に整備したインフラの老朽化や、切迫する首都直下 地震や南海トラフ巨大地震等の大規模災害に対応し、国民の安全・安心を 確保することが求められる。 未成熟の維持管理・更新に係る技術(メンテナンス技術)の基盤強化を 図り、建設から維持管理・更新に至る一連のサイクルにおいて世界最先端 の技術を開発・導入するなど、将来にわたって安全で強靭なインフラを 維持・確保するためのシステムを構築することで、国土の脆弱性に対応する。 〔目標〕 ・国内の重要インフラ・老朽インフラの 20%でセンサー、ロボット、非破壊検査技術等の 活用により点検・補修を高度化(2020年頃)※ ・新材料の実用化に目途(2020年頃)※ ・国内の重要インフラ・老朽インフラの全てでセンサー、ロボット、非破壊検査技術等を 活用した高度で効率的な点検・補修を実施(2030年)※ ・老朽化に起因する重要インフラの重大事故ゼロ(2030年)※ (2)総合的・一体的なインフラマネジメントの実現 変化のスピードが速く、複雑化した社会経済システムのの下では、既存の インフラを安全に安心して利用し続けられるようにするための取組はもとより、 時代とともに変化する社会の要請に的確に対応していくことが必要である。 一方、厳しい財政状況下において人口減少や少子高齢化が進展する将来 を見据えると、維持すべきインフラの機能の適正化を図るとともに、 官民が連携してそれらを賢く使うなど、戦略的に維持管理・更新等を 行うことが重要である。 アイデアやビジョンにとどまることなく、必要な人材の確保・育成も含め、 総合的かつ一体的にインフラをマネジメントすることにより、トータルコスト の縮減や予算の平準化を図り、持続可能で活力ある未来を実現する。 〔目標〕 ・行動計画で対象とした全ての施設について個別施設毎の長寿命化計画を策定(2020年頃) ・適切な点検・修繕等により行動計画で対象とした全ての施設の健全性を確保(2020年頃) 2