収益力向上と持続的な賃上げを実現するために、積極的な設備投資と成長投資を後押しし、競争力を強化する必要がある。
タグ: 設備投資, 成長投資, 収益力向上, 賃上げ, 労働生産性, 投資促進税制
中長期的な成長には、積極的な設備投資・成長投資を通じた収益力向上と持続的な賃上げの実現が重要 第4章 収益力の高い企業は、省力化・省人化投資や増産投資、システム投資に積極的。設備投資に積極的で労働生産性が高い企業は、賃上げ率も高い傾向。ただし、我が国の労働生産性は、主要国と比べ低水準。 企業の収益力を上げ、持続的な賃上げを実現し、中長期的な経済成長につなげるためには、「大胆な投資促進税制」も活用し、競争力強化につながる設備投資・成長投資を後押していくことが不可欠。 図1:収益力の高い企業ほど省力化等の設備投資に積極的 有形固定資産 不動産 有形固定資産 機械設備 無形固定資産 事務所・工場の新設・拡大(建替え含む) 設備の代替(入替え・交換・更新等) 既存設備の維持・補修 省力化・省人化 増産・販売力強化 旧来型の基幹システムの更新 業務効率化やコスト削減 顧客行動・市場分析を通じた新製品・新事業・新サービスの創出 0 20 40 60 80 100 (%) 収益力が低い企業群(EBITDAマージンマイナス) (n=117) 収益力が高い企業群(EBITDAマージン10%以上) (n=506) ※EBITDAマージン:EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)の売上高に対する割合 図2:資本装備率が高い企業は労働生産性も高い 従業員1人当たり労働生産性 3% 労働生産性が高い 2% 1% 0% -1% -2% -3% -2% -1% 0% 1% 2% 3% 従業員1人当たり資本装備率 資本装備率が高い 図3:労働生産性が高い企業は賃上げ率も高い 従業員1人当たり賃金 2% 賃上げ率が高い 1% 0% -1% -2% -2% -1% 0% 1% 2% 3% 従業員1人当たり労働生産性 労働生産性が高い 図4:我が国の労働生産性は低い 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 日本 米国 ドイツ 中国 1人当たり名目労働生産性(万ドル/人) 資料:(図1・図4)三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)「令和7年度産業関係調査等事業(我が国のものづくり産業の課題と対応の方向性に関する調査)報告書」(2026年3月)(図2・図3)内閣官房「日本成長戦略基礎資料」(2025年11月) 2