ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
A.2022年の8割以上転嫁できた企業は10.7%。
コスト上昇分の8割以上を価格転嫁できている企業の割合は10.7%にとどまる。原材料や人件費の上昇を十分に価格へ転嫁できている企業は全体の約1割程度に限られている。
出典: 厚生労働省『令和5年版 労働経済の分析(概要)』2023年9月公表
8割以上転嫁できた企業
10.7%
価格転嫁が8割以上できている企業の割合は10.7%である
II 企業と賃上げの状況について(アンケート調査による分析) 売上総額等が3年前と比べて「増加」した企業ほど、賃上げを実施している傾向がある。また、売上総額等が「増加」すると見込む企業において、賃上げを実施した企業の割合が高い。 価格転嫁は、8割以上転嫁できている企業は1割強にとどまる一方、全く転嫁出来ていない企業が3割にのぼる。価格転嫁ができている企業ほど賃上げできている傾向。価格転嫁できない理由は、「価格を引き上げると販売量が減少する可能性がある」が約34%と最多。 (1)実績・見通し別の賃上げ実施企業割合 (1)3年前と比較した状況別の賃上げ実施企業割合 (賃上げ実施企業割合、%) 60 40 20 0 減少 横ばい 増加 売上総額(3年前比) 減少 横ばい 増加 営業利益(3年前比) 減少 横ばい 増加 経常利益(3年前比) 減少 横ばい 増加 労働生産性(3年前比) ベースアップ実施 賞与(一時金)の増額 (2)今後1年後の収益見通し別の賃上げ実施企業割合 (賃上げ実施企業割合、%) 60 40 20 0 減少 増加 売上総額(1年後) 減少 増加 営業利益(1年後) 減少 増加 経常利益(1年後) ベースアップ実施 賞与(一時金)の増額 (2)価格転嫁等の状況 (1)価格転嫁の状況 (企業割合、%) 40 30 20 10 0 30.6 6.5 15.1 12.8 17.2 10.7 2.8 4.3 全く価格転嫁出来ていない 仕入れコストが上昇したが、価格転嫁するつもりはない 仕入れコストが上昇したので将来的には価格転嫁したいが、嫁できない 2割未満 2割以上5割未満 5割以上8割未満 8割以上10割未満 10割(すべて価格転嫁出来ている) 仕入れコストは上昇していない (2)価格転嫁の状況別の賃上げ実施企業割合 (賃上げ実施企業割合、%) 80 60 40 20 0 35.7 34.8 36.6 41.0 39.5 47.9 価格転嫁2割未満 価格転嫁2割以上5割未満 価格転嫁8割以上 ベースアップ実施 賞与(一時金)の増額 (3)価格転嫁しづらい理由 (企業割合、複数回答、%) 40 30 20 10 0 26.3 17.3 13.3 33.9 2.0 3.0 2.1 3.0 11.3 7.3 1.4 12.5 11.1 競合他社との関係を重視するため、販売先に価格転嫁を申し出ることができない 販売先に価格転嫁を申し出たが、受け入れられなかった 販売先に価格転嫁を申し出り、契約期間中は価格転嫁できない 価格を引き上げると販売量が減少する可能性があるため 品質が良い製品を低価格で販売する自社の経営方針がある 他のコスト削減により対処できるため 設計・容量などの変更に計算できるため 一部商品の販売利益は減ったが、他の商品やサービスの販売により採算を確保できるため 法規制等に制限されるため 世の中(消費者等)が価格転嫁に否定的 コスト上昇は一時的なものと見込まれるため その他 そもそも価格転嫁しづらいことはない(価格転嫁できている) 資料出所 (独)労働政策研究・研修機構「企業の賃金決定に係る調査」(2022年)をもとに作成 13