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2021年、中小企業庁の調査によると、中小企業が新たな株主から事業サポートを受けることを期待して増資を検討する割合は12%でした。これは、資金調達だけでなく、経営支援を求める中小企業のニーズを示唆しています。
【1-⑦】成長に向けた価値創出の実現(経営資源・体制) ① 必要な資金の獲得に向けて、エクイティ・ファイナンスがリスクマネーとして重要なツールであり、右腕人材の獲得など、成長に向けて経営・事業面の様々な支援が受けられる点でも有効な場合がある。 ② 外部資金を受け入れるためには、戦略的な経営などのガバナンスの構築・強化等が重要。 図1 中小企業において、増資による資金調達を検討したいと思う理由 図2 エクイティ・ファイナンス活用を契機に、幹部人材を確保し、経営の変革を実現した事例 (n=695) 株式会社ポテトかいつか(茨城県かすみがうら市) 収益化までに時間がかかる新しい事業にチャレンジができる 47% 株式会社ポテトかいつかは、さつまいもの生産・仕入れ、加工、販売を 行う企業。 アフターコロナを見据え、事業転換のための投資ができる 45% 同社は、2017年に投資ファンドからの出資を受け入れ、経営刷新に 着手。 中長期的な目線で研究開発等がてきる 34% 投資ファンド経由で確保した幹部人材と共に人事・組織制度の再構 築に着手。その後も工場の品質監査、ブランド構築に取り組み、感覚 的な経営から、ロジカルにPDCAを回していく経営に変革した。 新しい株主から経営(経営企画、ガバナンス等)のサポートを受けられる 15% 新しい株主から事業のサポート (新事業開発、販路拡大等) を受けられる 12% 上記以外の理由で 増資による資金調達のメリットを感じる 1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 図3 ガバナンスの構築・強化に取り組む際の視点 ガバナンスの項目 ガバナンスの主なポイント ① 戦略的な経営 ・経営理念・ビジョンの実現に向けた経営戦略の策定・実行 等 ② 持続可能な成長を ・経営者の心構えや自己研鑽と壁打ち相手の確保 支えるための仕組み ・経営陣の選任・積極的な経営への関与、合理的な判断に向けた取組 ・経営者が経営に集中できる環境の整備(権限委譲と内部統制) ・会計・財務、法務、情報セキュリティに関する取組の実施 等 ③ 信頼関係構築 ・会社関係者に対する情報開示や建設的な対話の実施 等 資料:中小企業庁「中小企業者のためのエクイティ・ファイナンスの基礎情報」(2021年) 資料:中小企業庁「中小企業者のためのエクイティ・ファイナンスに係るガバナンス検討会(第3回)配布資料」を参考に作成 (注)複数回答のため、合計は必ずしも100%にならない。 30