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A.2040年の2040年のロボット産業世界シェア目標は30%超。
経済産業省が掲げる2040年の目標値。ロボット産業において世界シェア3割超(30%超)の獲得を目指すものです。ファクト情報に基づき、将来の目標値として設定されています。
出典: 経済産業省『2026年版ものづくり白書 概要』2026年5月公表
2040年のロボット産業世界シェア目標
30%超
ロボット産業において世界シェア3割超を獲得
第4章 AI・デジタル技術を活用した我が国製造業の多角化に向けて 図:AIロボティクス戦略の策定 政府において「AIロボティクスに関する関係府省連絡会議」を設置し、2026年3月に戦略を取りまとめた。 AIロボティクス戦略の概要①:全体像 1. フィジカルAI時代の到来 ・画像・音声・動画・各種センサ等を統合して現実世界を理解するマルチモーダル化や、その理解に基づき行動を生成し、物理的なタスクを遂行するフィジカルAIが進展。 ⇒ ロボティクスのAIによる高度化(AIロボティクス) ・今後の競争軸は、AIモデルの性能に加えて、コンピューティング、制御系、駆動系、知覚系を統合したフィジカル・インテリジェント・システムの「統合力・運用力」へ変化。 2. ロボット市場の構造変化 ・AIロボティクスにより、導入が難しかった物流、建設、小売、介護、災害対応等へと市場が拡大する見込み。 ・米中を中心に、ロボットメーカーに加えて、自動車や半導体等の異業種プレイヤーが巨大な資本をもって参入。 ⇒ ロボット単体の単純な性能競争にとどまらず、AIモデル・データ・計算資源・量産能力・実装能力等の産業システム全体における付加価値領域のポジション獲得へ 3. 我が国経済・産業上の意義の高まり ・人口減少を背景とした構造的な人手不足が、幅広い産業・地域で深刻化。 ・産業競争力の強化に向け、バリューチェーン全体のDX、サプライチェーン全体のGX実現の必要性が高まっている。 ⇒ AIロボティクスを通じて労働力補完、生産性向上と新たなイノベーション創出に加えて、経済安全保障の確保にも大きく貢献。 AIロボティクスは、社会課題の解決、産業競争力の強化、経済安全保障への貢献、市場拡大を実現する横断的政策領域。 ⇒ 課題先進国である我が国において、AIロボティクスを戦略領域として位置づけ、先行的に社会実装し、新たな中核産業として育成することが必要。 1. 我が国ロボット産業の国際競争力の強化:米中に並ぶ第三極として世界シェア3割超の獲得を通じて、2040年に20兆円の市場を獲得。 2. AIロボティクスの社会実装:構造的な人手不足を背景に高まる潜在的ロボット導入需要を顕在化させ、社会実装を先行して実現。 3. 我が国の持続的な経済成長と社会課題解決:エッセンシャルサービスの維持・発展、DX・GXの実現、経済安全保障の貢献。 【強み】 世界有数の産業用ロボット、部品・素材・装置のサプライチェーン、実装・運用ノウハウ、品質・安全性を確保した設計思想、高品質な現場データという強固な基盤を活用。 【勝ち筋】 現場データと実装・運用ノウハウを核に社会実装を先行実現することで、データ獲得、モデル改善、他分野への横展開の循環を確立し、持続的な競争力獲得につなげる。 ⇒ AIロボティクスの導入を通じて現場データを獲得し、評価・検証を経てAIモデルとシステムを開発・改善。これにより、AIロボティクスの性能向上とコスト低減を実現し、更なる導入と横展開を促す循環を形成。 「技術開発・実証を先行させ、その後に導入を促す」という従来のアプローチから転換。 ⇒ 供給側と需要側の取組を一体的に支援し、現場データを核とした循環を通じて、需要と供給を同時に拡大。 <需要側> AIロボティクス実装ロードマップを策定、重点産業・領域ごとに定量的導入目標を設定、導入支援、制度・環境整備を一体的に措置 等、潜在需要の顕在化、社会実装の先行、現場データ・ノウハウのAI-Ready化と蓄積、AIモデル評価・改善、他分野への横展開、供給側の投資拡大、量産への移行、一連のプロセスを高速で回し、大規模にスケールさせる <供給側> スタートアップを中心にロボットメーカーを育成、現場データを活用したロボット基盤モデル開発、重要コンポーネントの設計・製造能力を強化 等。 資料:内閣官房「AIロボティクスに関する関係府省連絡会議 AIロボティクス戦略(概要)」(2026年3月) 20