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A.2021年の2021年の日本の貿易収支の赤字額は1.6694兆円。
経済産業省のデータによると、2021年の日本の貿易収支は1兆6,694億円の赤字となりました。この数値は、同年の日本における輸出額と輸入額の差額を示す統計データであり、貿易収支が赤字基調であったことを示しています。
出典: 経済産業省『通商白書2022(全体版)』2022年6月公表
第1章 共通価値を反映したレジリエントなグローバルバリューチェーン らかではないものの、統計上、2010年代後半、中国の対外直接投資に占めるASEANのシェアは拡大している8。ASEAN諸国へ中国の対外直接投資が進み、中国の経済的なプレゼンスが高まっている。また、一帯一路沿線国のシェアも上昇している。 2. 日本の貿易投資動向 ここまでは世界の貿易投資動向を見てきたが、ここでは我が国の貿易投資動向を概観する。 (1) 日本の貿易動向 2021年の日本の財貿易は、輸出額が83兆914億円と2020年から21.5%増加、輸入額が84兆7,607億円と2020年から24.6%増加した。新型コロナウイルス流行前の2019年と比べて輸出入とも金額ベースで上回っており回復の動きが見られる。鉱物性燃料等の資源価格の高騰を背景に輸入の増加が輸出の増加を上回り、貿易収支で見ると▲1兆6,694億円と2年ぶりの赤字に転じた(第II-1-1-13図)。 第II-1-1-13図 日本の貿易収支の推移 (兆円) 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 (兆円) 10 5 0 -5 -10 -15 輸入 輸出 貿易収支(右軸) 資料:財務省「貿易統計」、CEICから作成。 第II-1-1-14図 日本の輸出の品目構成(2021年) 食料品1.2% 原料品1.7% 鉱物性燃料1.2% 原料別製品11.9% うち非鉄金属 うち鉄鋼 化学製品12.7% 電気機器18.4% うち半導体等電子部品 うち自動車12.9% 輸送用機器19.5% うち自動車の部分品 うち原動機 うち半導体等製造装置 一般機械19.7% その他13.6% 資料:財務省「貿易統計」、CEICから作成。 第II-1-1-15図 日本の輸出の伸び率の推移(品目別・月別) (指数、2019年12月=100) 140 120 100 80 60 40 20 0 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 2019 2020 2021 2022 一般機械 電気機器 輸送用機器 合計 備考:前年同月比 資料:財務省「貿易統計」、CEICから作成。 ① 品目別の貿易動向 (輸出) 2021年の輸出の品目構成を見ると、輸送用機器が輸出全体の19.5%、一般機械が19.7%、電気機器が18.4%と機械関係の上位3品目で約6割を占めている(第II-1-1-14図)。 輸出の月別推移を見ると、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ2020年半ばから次第に回復してきている(第II-1-1-15図)。また、品目別に見ると電気機器、一般機械が回復傾向にある。輸送用機器は、新型コロナウイルス流行前と比較すると、世界的な部品調達難による自動車の減産の影響で、2019年の水準をおおむね下回って推移したものの、2020年よりは回復傾向にあることが分かる。電気機器や一般機械は、おおむね感染拡大前の水準を上回っており、また、2020年よりも高い水準での推移を維持している。 (輸入) 2021年の輸入の品目構成を見ると、鉱物性燃料が輸入全体の20.0%、次いで電気機器が16.1%を占めている(第II-1-1-16図)。輸出と異なり、輸入の特徴として、鉱物性燃料(原粗油や天然ガス等)、食料品(肉類等)、原料品(非鉄金属や鉄鉱石等)等の資源・食料の割合が高いことが挙げられる。また、機械関係 8 念のため、ASEAN側統計で中国からの対内直接を見てみると、2010年代後半、中国からの投資額、中国の占めるシェアはともに大きく拡大している。 252 2022 White Paper on International Economy and Trade