国際標準化を通じた課題解決と経済安全保障の強化を目指し、担い手の育成、戦略領域の選定、経済安保の観点から新たな戦略を策定した。
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新たな国際標準戦略(令和7年6月3日知的財産戦略本部決定) 国際標準を通じた国際社会や我が国の課題解決、経済安全保障への貢献、市場創出を実現すべく、新たな国際標準戦略を策定。 現状と課題 国際標準化の取組みは進展するも、産業界や学術界、政府の意識改革や、専門人材育成は道半ば。 近年、デジタル・生成AI・気候変動・経済安全保障・システムなどの領域横断的な標準化が拡大。欧米中がそれぞれ国際標準戦略を策定し強力に標準化を推進。 我が国として、国民の安全確保とグローバル市場への参入拡大を両立するための国際標準活動への積極参加が不可欠。 今後の予定(方向性) 【ポイント① 国際標準の担い手の強化】 国際標準活動をリードしていくため、経済界・学術界への働きかけ、関連人材の育成や専門サービスの育成・強化、国際的なネットワーキングや各国との連携の強化等の取組を進める。 【経済界・学術界・政府】 経営層の意識改革、研究開発・補助金・公共調達での標準化支援 【専門人材・サービス】 人材育成システム強化、試験・認証機関育成強化に向けた海外連携・施設整備支援 【国際連携・ネットワーク】 国際機関等への積極参画、国際相互承認の推進、国際会議の招致 【官民連携の場の設置】 官民連携による司令塔の設置、官民での情報共有、在外官民ネットワーク 【ポイント② 戦略領域・重要領域の選定】 国際社会及び我が国にとって重要であり、かつ、国際標準が重要成功要因となり得る17の重要領域を選定。対応の緊急性を踏まえ、重要領域の中から、更に8つの戦略領域を選定。 今後、官民でのリソースを集中配分。 戦略領域 重要領域 ①環境・エネルギー ②食料・農林水産業 ③防災 ④デジタル・AI ⑤モビリティ ⑥情報通信 ⑦量子 ⑧バイオエコノミー ⑨介護・福祉 ⑩インフラ ⑪フュージョン ⑫宇宙 ⑬半導体 ⑭素材 ⑮資源 ⑯海洋 ⑰医療・ヘルスケア 【ポイント③ 経済安全保障】 自律性の確保、優位性・不可欠性の確保・維持・強化、国際秩序の維持強化の観点を踏まえ、同志国連携、懸念国からの財・サービスの流入への対応などで国際標準を活用する。(戦略領域・重要領域においても経済安全保障上の重要分野をカバー) 18