創薬エコシステムの発展に向けた基本戦略と、2040年度までの官民投資額および経済波及効果の目標を示したロードマップ。
タグ: 創薬, 先端医療, 官民投資, スタートアップ, 研究開発, 経済波及効果
2. 勝ち筋の特定と官民投資の具体像【道筋】 創薬・先端医療 ファーストインクラス製品・ベストインクラス製品 (医薬品、再生医療等製品) (1)基本戦略 (2)官民投資の具体像 ① 勝ち筋 ・基礎研究力の強みや近年の治験への取組、長年積み上げてきた創薬ノウハウを活かし、実用化を担う人材の育成・流動性向上・知見共有化や、リスクマネーの呼び込み等によるスタートアップや国際共同治験における資金面・制度面の課題解消を図り、創薬エコシステムを発展させる。 ・その上で、AIの戦略的活用や医療データの利活用推進も含めて、新たな創薬シーズの創出から実用化までを一気通貫で進める環境を整備し、国際共同治験実施により国内外市場の獲得につなげる「世界直行型」の開発を実現する。 ・製薬企業で培われた創薬シーズをカーブアウト※させ、新たな挑戦の場へとつなぐとともに、優れたシーズを起点に国内外から投資を呼び込み、その資金と環境を次の研究開発につなげる好循環を生み出す。 ※製薬企業等の創薬シーズを切り分け、外部資本の導入等により新会社等で実用化する取組。 ② 我が国として構築すべき機能 ・実用化を担う人材層の育成・流動化、創薬ノウハウの循環・共有の促進 ・海外からの投資誘致やリスクマネー供給強化による資金基盤の確保 ・実用化につながる創薬シーズを継続的に生み出すための基礎研究力の更なる強化による持続的な創薬基盤の確立、研究開発におけるアカデミアと産業界の近接化 ・治験の世界最高水準の品質を維持しつつ、運用効率の向上による世界最速級の治験実施スピードの実現 ・質の高いデータが次の創薬につながる好循環を生むAIの戦略的活用や医療データの利活用の推進による研究開発プロセスの高度化・効率化 ① 投資内容 ・POC取得(有効性・実現可能性の臨床初期段階での確認)までの研究開発投資・設備投資 【スタートアップ】 ・同上【製薬企業等】 ・我が国での国際共同治験 【スタートアップ・製薬企業等】(治験実施基盤の整備及び希少疾患など民間投資が行き届きにくい領域については国も実施) ・製造等の設備投資【製薬企業等】 ② 投資額 2040年度までで23.4兆円と想定 ③ 定量的インパクト:投資による経済波及効果 2040年度までで162.1兆円と想定 196