科学技術イノベーション、大学教育改革、大阪・関西万博の推進、およびスタートアップ育成に向けた政策方針を記述している。
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作られるミニ臓器)、細胞から分泌されるエクソソームの病気の診断や治療への活用に向けた研究開発等、革新的な研究開発を進める。 ②ゲノム医療の推進 がん・難病に係る創薬推進等のため、臨床情報と全ゲノム解析の結果等の情報を連携させ搭載する情報基盤を構築し、その利活用に係る環境を早急に整備する。 なお、当該結果等には、10万ゲノム規模を目指した解析結果のほか、マルチ・オミックス(網羅的な生体分子についての情報)解析の結果等を含む。 ③治療薬・ワクチンの開発 世界的に医薬品市場が成長を続ける中、我が国においても、創薬を成長産業とすべく取組を進める。特に、今後の感染症危機に備えるため、治療薬やワクチンの開発に取り組む。 (5)大学教育改革 世界と伍する研究大学を作るため、研究力に加え、研究と経営の分離、若手研究者の登用等、優良なガバナンスを導入する大学に対し、10兆円規模の大学ファンドで支援する。この際、大学改革の中心となる高い経営能力を持った人材の下で、研究力強化につながる取組に対して重点的に資金が配分される制度とする。 また、官民のイノベーション人材育成を強化するため、大学の学部再編や文系理系の枠を超えた人材育成の取組を加速する。このため、産業界からの人材需要等も考慮して、進学者のニーズに対応できるよう、大学に対する規制を大胆に見直すとともに、学部再編に要する初期投資や再編後の当面の運営経費に対する継続的な支援を行うことで、大学の学部再編を促進する。 さらに、理系女子の活躍促進に向けて、女子学生枠の確保に積極的に取り組む大学等への支援を強化するとともに、女性の在籍・登用状況等の情報開示を促進する。また、高校段階でも、文理横断教育を推進する。 (6)2025年大阪・関西万博 2025年開催の大阪・関西万博は、「未来社会の実験場」であり、新技術による未来への希望を喚起する起爆剤である。新しい技術のショーウインドウとして、日本の最新技術による社会への貢献を提示する。 アクションプランを順次改訂しつつ、規制改革面、経費面を含め円滑に準備を進める。 3.スタートアップの起業加速及びオープンイノベーションの推進 (1)スタートアップ育成5か年計画の策定 規模拡大を重視する視点から、新規創業を重視する視点への転換を図り、新たな付加価値の創造を行う。 経済学者のジョセフ・シュンペーターは、イノベーションの源泉について著書で2つの矛盾するように見える見解を示している19。第一の見解は、イノベーションの源泉は新規参入するスタートアップにあるとする見解である(「シュンペーター 19 基礎資料P20:イノベーションの源泉に関するシュンペーターの2つの見解 14