倒産件数はピークアウトし横ばい傾向にあり、企業の資金繰り判断も総じて安定的に推移しているが、米国関税措置等の影響には注意が必要である。
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第1-1-14図 倒産の動向 ゼロゼロ融資の返済開始時期のピーク(2024年4月)後、倒産件数はピークアウトし、横ばい傾向で推移 (1)倒産件数(長期推移) (2)倒産件数(短期推移) (備考)東京商工リサーチ「倒産月報」により作成。季節調整値は内閣府試算。 倒産動向の背景として、企業の資金繰り判断をみると、中小企業を含めておおむね横ばいで推移しており、2025年6月時点では特段の変調がみられる状況にはない(第1-1-15図)30。一方で、米国の関税措置による今後の影響には注意が必要である。特に、品目別関税の対象として追加関税が課されている自動車は裾野の広い産業分野であり、資金繰り支援等に万全を期すことが重要である。 第1-1-15図 資金繰り判断DI 企業の資金繰り状況は総じて安定的に推移。 (1)大企業の資金繰り判断DI (2)中小企業の資金繰り判断DI (備考)日本銀行「全国企業短期経済観測調査」により作成。大企業とは資本金10億円以上、中小企業とは資本金2千万円以上1億円未満を指す。 30 中小企業基盤整備機構の「中小企業景況調査」における資金繰りDIでも、2025年4-6月期時点で、同様に横ばい圏内の動きとなっている。 31