輸出額上位企業とそれ以外の企業における売上高利益率の推移を比較し、海外展開を積極的に行う企業の利益率が向上している傾向を分析している。
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くなるなど、それぞれ差が拡大している。海外展開企業が、海外需要の成長を更に取り込んでいるほか、近年の円安の進行もあって、海外売上における利益率が大きく高まっているものと考えられる9。なお、輸出総額に占める占有率をみると、この間に大きな変化はないが、輸出額上位1%未満の占有率は、2016年度から2023年度にかけてやや低下し、輸出額上位1~10%の企業の占有率がやや上昇しているなど、若干の裾野の広がりが確認できる(第3-2-15図(3))。 第3-2-15図 売上高利益率と輸出額上位による輸出総額の占有率の比較 海外展開を積極的に行っている企業の利益率の伸びが大きい (1)売上高経常利益率 (%) 14 12 10 8 6 4 2 0 1%未満 輸出額上位 1~5% 輸出額上位 5~10% 輸出額上位 輸出額が少ない・ない企業 2023年度 2016年度 (2)売上高営業利益率 (%) 8 6 4 2 0 1%未満 輸出額上位 1~5% 輸出額上位 5~10% 輸出額上位 輸出額が少ない・ない企業 2023年度 2016年度 9 売上高営業利益率で評価すると、2016年度時点では、輸出の多寡によって利益率には大きな違いがなかったが、2023年度時点では、ばらつきはあるものの、輸出に積極的な企業はそうでない企業に比べて総じて利益率が高いことが確認される(第3-2-15図(2))。 377