人手不足が深刻化する中、求人・求職経路がハローワークから民間職業紹介へシフトしている現状を分析している。
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2006年調査で67.3%だったのに対し、2020年調査で57.3%と、約15年で10%ポイント程度低下していることが分かる。また、求職者の求職活動の手段をみても、「ハローワーク等の公的機関」を挙げた割合は2006年で42.5%に対し、2020年で34.3%と、同期間でやはり10%ポイント弱低下していることが分かる。 また、2018年以降について、正社員、パート・アルバイト労働者のそれぞれについて、ハローワークを通じた求人と民間職業紹介を通じた求人の動きを比較すると(第2-3-7図(4))、いずれの雇用形態についても、民間職業紹介を通じた求人の方が、ハローワークを通じた求人よりも高い伸びで推移し、日銀短観の人手不足感と整合的に、近年において、コロナ禍前の水準を上回る状況にある。さらに、民間職業紹介を通じたパート・アルバイトの求人には、近年成長が著しいスポットワークアプリを通じた求人が含まれておらず、実態より過小評価となっている可能性には留意が必要である。スポットワークにおける求人や就労の状況については後段にて詳述する。 第2-3-7図 人手不足感と有効求人倍率 人手不足感が歴史的な水準となる中で、求人・求職の経路が民間職業紹介等にシフト (1)業種別人手不足DI ①非製造業 (DI、「過剰」-「不足」、%ポイント) 60 40 20 0 -20 -40 -60 -80 1990 95 2000 05 10 15 20 25(年) 非製造業全体 卸売・小売業 情報通信業 対個人サービス業 建設業 運輸・郵便業 宿泊・飲食サービス業 過剰 不足 ②製造業 (DI、「過剰」-「不足」、%ポイント) 60 40 20 0 -20 -40 -60 -80 1990 95 2000 05 10 15 20 25(年) 製造業全体 食料品 はん用・生産用・業務用機械 輸送用機械 化学 金属製品 電気機械 過剰 不足 260