賃金上昇率が0近傍に集中する分布状況と、その比率の推移を分析し、賃金の下方硬直性について解説している。
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③2020年 ④2021年 ⑤2022年 ⑥2024年 (2)賃金上昇率が0近傍となる労働者の比率 所定内給与:分母が賃金上昇率+0.1%以下 所定内給与:分母が全体(目盛右) (備考) 1. 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の調査票情報により作成。 2. 神林(2011)を参考に同一労働者の賃上げが観測された者を集計。Dickens et al. (2007)を参考に、所定内給与の変動が35%以内の下落あるいは60%以内の上昇にとどまるサンプルのみを集計対象としている。 3. 公営事業所はサンプルから除いている。 なお、賃金の下方硬直性の度合いは、賃金の定義・範囲、すなわち所定内給与月額か、時間当たり所定内給与か、時間当たり定期給与(所定内給与+残業代等の所定外給与)か、時間当たり現金給与総額(定期給与+ボーナス等の特別給与)かによって異なり得る。実際、 242