2021年度の補助金受給状況を業種・資本金階級別に分析し、受給企業は受給前の利益率が低く、受給後に固定資産投資が増加する傾向があることを示している。
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第1-3-14図 2021事業年度における補助金の受給件数、受給金額の推移 業種別ではサービス業、資本金階級別では300~500万円未満の企業が補助金を多く受け取っている (1) 業種別補助金の受給件数 (2) 業種別補助金の受給金額 (3) 資本金階級別補助金の受給件数 (4) 資本金階級別補助金の受給金額 (備考) 1. 株式会社マネーフォワードが提供するサービスである「マネーフォワード クラウド会計」により作成。 2. 非開示データを含んでいるため、業種別と資本金階級別の受給件数、受給金額は一致していない。 3. 資本金階級が1億円以上の企業は除かれている。 (補助金受給企業は、相対的に受給前の利益率が低く、受給以降の固定資産の伸びが高い) 続いて、2021事業年度において各種補助金を受給したグループと受給していないグループに分け、それぞれについて、売上高や有形固定資産等の動きにどのような違いがあるかを確認する(第1-3-15図)36。まず、補助金あり・なしそれぞれのグループについて、一社当たり平均の売上高営業利益率を比較すると、全体として補助金ありのグループは補助金なしのグループに比べて、利益率が低い、又はマイナス幅がより大きい傾向があることが分かる。特に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が厳しかった2020年においては、利益率のマイナス幅が補助金ありのグループ 36 2021事業年度にのみ補助金受取記録がある事業者を補助金を受け取ったグループ、2019年から2023年事業年度に補助金の受取記録がない事業者を補助金を受け取っていないグループとした。集計対象企業数は、補助金を受け取った事業者は約400社、受け取っていない事業者は約20,000社程度。 152