春季労使交渉の結果、賃上げ支給時期の傾向、年齢別給与の伸び、および中小企業における賃上げの現状と課題を分析している。
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(2)春季労使交渉の結果 (3)改定後賃金の支給開始時期(2013~24年の平均) (4)給与計算代行サービスのビッグデータからみた年齢別所定内給与の伸び (備考)1.厚生労働省「毎月勤労統計調査」、「賃金引上げ等の実態に関する調査」、日本労働組合総連合会「春季生活闘争回答集計結果」、中央労働委員会「賃金事情等総合調査」、株式会社ペイロールの保有する給与計算代行サービスデータにより作成。毎月勤労統計調査の2025年5月は速報値。 2.(2)について、ベアの値は、1990~2013年までは賃金事情等総合調査、2014年以降は春季生活闘争回答集計による。最新データは2025年春闘第7回(最終)回答集計。 3.(3)は調査産業計における「不詳」を除いた合計を100%として算出したもの。 4.(4)は、各年各月について前年から共通するサンプルの所定内給与の平均の伸び率を算出した後、各年4~6月の伸び率を単純平均したもの。対象は、データ利用の同意があった企業等の月給者で、サンプルサイズは43,706人(2025年6月分)。 一方、2024年度について、事業所規模別の所定内給与の上昇率をみると、5~29人の比較的小規模な事業所においては1.5%となっている(第1-2-19図(1))。日本商工会議所の調査によれば、2025年度の賃上げ率は定期昇給込みで+4.03%と、2024年度の+3.62%を着実に上回っている一方で、連合集計に比べると低い水準にとどまっている(第1-2-19図(2))。このように、中小の事業所・企業における賃上げには遅れがみられる点には留意が必要である。この点については、第2章第2節で再論する。 96