研究開発は中小企業の付加価値額向上に寄与するが、人材や資金等の課題があることを図示し、政策的支援の必要性を示唆している。
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【重要な取組1-⑦】研究開発は中長期的に中小企業の付加価値額の増加に寄与。 労働生産性の向上 【付加価値額増加】 ① 研究開発は、短期的には効果を見出しにくいが、中長期的な付加価値額の増加に資する重要な取組である。 ② 一方、中小企業にとっては研究開発に必要な人材面や費用面が課題。 図1 研究開発の実施有無別 付加価値額の推移(製造業) (2014年度=100) 130 125 120 115 110 105 100.0 95 90 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 (年度) 119.4 113.8 2014年度に実施した企業 (n=2,418) 2014-2023年度の間一切実施していない企業 (n=2,414) 資料:経済産業省「企業活動基本調査」再編加工 (注)1. 企業活動基本調査の2015年調査(2014年度実績)から2024年調査(2023年度実績)まで連続して回答している企業のうち、10年連続で中小企業基本法による中小企業の定義に該当し、かつ2014年度実績の業種大分類が「製造業」である企業のみを抽出している。2. ここでの「研究開発の実施」とは、「自社研究開発費」及び「委託研究開発費」の合計額が0(調査票上の単位はそれぞれ百万円)より大きい場合を指す。3. 2014年度の数値を100として、2014年度から2023年度までの変化率を見たもの。4. 付加価値額=売上高-営業費用-売上原価-営業費用・販売費及び一般管理費+給与総額+減価償却費+福利厚生費+動産・不動産賃借料+租税公課。 図2 研究開発における問題点 必要な技術・ノウハウを持つ人材が不足している 54.1% 多額の費用が掛かる 29.1% 研究成果を収益化に結びつけられない 22.2% 適切な連携相手が見つからない 14.1% 研究成果を実用化に結びつけられない 11.3% 研究成果の権利化が難しい 5.8% その他 5.8% 特にない 13.9% (n=4,711) 資料:(株)帝国データバンク「令和7年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」(注)1.2019年以降で、研究開発(製品・商品・サービスの新規開発や改良を目的とするもの)に取り組んだ事業者に聞いたもの。2.複数回答のため、合計は必ずしも100%にならない。 16