中小企業・小規模事業者は厳しい状況だが、価格転嫁・イノベーション・賃上げの好循環が重要。
タグ: 中小企業, 小規模企業, 経済環境, 価格転嫁, イノベーション, 賃上げ, 生産性向上, 地域経済
2023年版 中小企業白書・小規模企業白書の概要 総論 1. 足下の新型コロナや物価高騰、深刻な人手不足など、中小企業・小規模事業者は、引き続き厳しい状況にある。 2. こうしたマクロ経済環境が激する時代を乗り越えるため、中小企業・小規模事業者が、価格転嫁に加えて、「国内投資の 拡大、イノベーションの加速、賃上げ・所得の向上の3つの好循環」を実現していくことが重要であることを示す。 より具体的には、以下の内容を分析。 (1) 賃上げを促進する上では、価格転嫁と生産性向上が重要であること (2) 物価高等のマクロ経済環境の変化を踏まえ、価格転嫁を取引慣行として定着させることが重要であること (3) 生産性向上に向けては、GXやDXといった構造変化も新たな挑戦の機会と捉えながら、投資の拡大やイノベーション の実現が重要であること 中小企業白書 3. 中小企業の成長を通じて日本経済や地域発展につなげる観点から、中小企業白書では投資やイノベーション、賃上げの取 組が期待される成長企業に焦点を当て、「競合他社が提供できない価値の創出により、価格決定力 を持ち、持続的に利益 を生み出す企業へ成長を遂げることが重要」であることを示す。 小規模企業白書 4. また、小規模企業白書では、少子高齢化・人口減少に伴い、地域の社会課題等が顕在化する中でも、小規模事業者の持 続的な成長を促していくことが重要との観点からソーシャルビジネスを通じた地域課題解決等を取り上げ、 「地域経済を下支えする小規模事業者について、支援組織や自治体のサポートも得ながら、引き続き、地域の持続的発展 を担っていただくことが重要」であることを示す。 白書の目次(各分析テーマ一覧) 第1部(総論) 中小企業・小規模事業者の動向 第2部(テーマ別分析) ※【1】~【3】は、第2部における個別の分析テーマを指す。 【1】成長に向けた価値創出の実現/新たな担い手の創出 中小企業白書 【2】地域の持続的発展を支える事業者(地域課題解決等) 小規模企業白書 【3】中小企業・小規模事業者の共通基盤 中小企業白書/小規模企業白書 1