小規模事業者は中規模企業と比較して、セールスマーケティングやサプライチェーンにおける情報の電子化やデータベース化の進捗が遅れている実態が示されている。
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第2部 新たな時代へ向けた事業の見直しと地域内連携 2. 小規模事業者のデータ・情報資産の管理状況と利活用の実態 続いて、小規模事業者における情報の管理状況と利活用の実態について確認していく。 第2-3-19図は、情報の管理状況について示したものである。小規模事業者は、中規模企業と比べて、「電子ファイルで管理し、データベース化している」と回答した割合が低く、「紙媒体のまま管理している」と回答した割合が高いことが分かる。小規模事業者においては、セールスマーケティング、サプライチェーンともに、電子化への着手やデータベース化への障壁が高いことがうかがえる。 第2-3-19図 情報の管理方法の状況 ①セールスマーケティング 小規模事業者 (n=881) 23.7% 15.6% 18.6% 15.7% 26.4% 中規模企業 (n=1,395) 32.2% 16.6% 18.8% 14.4% 18.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ②サプライチェーン 小規模事業者 (n=877) 18.5% 11.6% 18.4% 16.9% 34.7% 中規模企業 (n=1,378) 30.6% 15.9% 14.8% 13.6% 25.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 電子ファイルで管理し、データベース化している 紙媒体の情報を電子ファイルに変換し、データベース化している 電子ファイルで管理しているが、データベース化はしていない 紙媒体の情報を電子ファイルに変換しているが、データベース化はしていない 紙媒体のまま管理している 資料:(株)東京商工リサーチ「中小企業のデジタル化と情報資産の活用に関するアンケート」 5 ここでのデータ・情報資産は、セールスマーケティングにおいては、「顧客・販売情報」を、サプライチェーンにおいては、「受発注、生産・在庫情報」を指す。 Ⅱ-108 2022 White Paper on Small Enterprises in Japan