中小企業と大企業間の転職者数の推移と、従業員規模別の人手不足状況について分析している。
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第1章 中小企業・小規模事業者の動向 第1-1-38図は、転職者数の推移について、前職と現職をそれぞれ中小企業と大企業に分けて示したものである。これを見ると、大企業から中小企業への転職者数は横ばいで推移している一方で、中小企業から大企業への転職者数は増加傾向となっている。 第1-1-38図 転職者の規模間移動の推移 (万人) 160 141 140 120 100 80 62 60 61 40 36 20 0 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 (年) 中小企業から中小企業 中小企業から大企業 大企業から中小企業 大企業から大企業 資料:厚生労働省「雇用動向調査」より作成 (注)ここでは、従業員数が5〜299人の企業を中小企業、300人以上の企業を大企業とする。 ここからは、(株)帝国データバンクが「令和元年度取引条件改善状況に関する調査等事業2」において実施したアンケートの結果を利用し、中小企業の人手不足の状況について詳しく見ていく。 第1-1-39図は、従業員規模別に人員の過不足状況を確認したものである。これを見ると、従業員規模が大きい企業ほど、人員が「不足」している企業の割合が高くなる傾向にある。 2 本アンケートの詳細については、2020年版中小企業白書第2部第3章第3節の注釈21を参照されたい。 I-32 2020 White Paper on Small Enterprises in Japan