存続・開業企業と比較して廃業企業の労働生産性が約3割低いことを示し、企業の退出による経済の新陳代謝を分析している。
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第3章 中小企業・小規模事業者の新陳代謝 第1-3-11図は、存続企業、開業企業、廃業企業の労働生産性の中央値について比較したものである4。これを見ると、開業企業の労働生産性の中央値は、存続企業の労働生産性の中央値と遜色ない水準にあることが分かる。一方、廃業企業の労働生産性の中央値は、開業企業、存続企業の中央値と比べて約3割低くなっていることが見て取れる。生産性の低い企業の退出は、経済全体の生産性向上に寄与するものであるが、企業の廃業を通じて、一部でそうした新陳代謝が起こっていることが示唆される。 第1-3-11図 存続企業・開業企業・廃業企業の労働生産性(中央値) 存続企業(2012年) 196.0 存続企業(2016年) 196.0 開業企業 195.2 廃業企業 140.5 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 (万円) 資料:総務省・経済産業省「平成24年、平成28年経済センサス‐活動調査」再編加工 4 労働生産性の分子となる付加価値額について、平成24年経済センサス‐活動調査では平成23年の1年間の値を、平成28年経済センサス‐活動調査では平成27年1年間の値を把握している。 I-120 2020 White Paper on Small Enterprises in Japan