警察は情報収集能力強化のため、航空機や民間情報活用、災害基盤確保に取り組む。
(2) 情報収集能力の強化 大規模災害対応では、発災直後の被害規模の把握が重要であることから、そのために 必要な不可欠な警察用航空機の活動能力を強化しているほか、人の立入りが困難な被災箇 所の状況を確認するための小型水中捜索システム、伸縮式画像探索装置等の装備資機材 の整備、ICTの活用や民間事業者との連携等による情報収集能力の強化に取り組んで いる。 ○警察用航空機による被害規模の早期把握 警察では、夜間飛行訓練を強化しているほ か、夜間の飛行において操縦士の視覚を補助 する夜間微光暗視システム、後席乗務員が撮 影する可搬型超高感度カメラ等を順次導入 している。 可搬型超高感度カメラの訓練 ○国民や民間事業者から提供される情報の活用 令和4年度内に、110番通報者からの現場映 像の送信を可能とするシステムの運用を全国 警察で開始する予定であるなど、災害発生時 に国民や民間事業者から提供される情報を救 出救助活動等に効果的に活用するための取組 を進めている。 110番映像通報システム (3) 災害発生時の警察活動の基盤確保等 東日本大震災では、警察施設の損壊やライフラインの途絶等により発災直後の警察活 動に支障が生じたことや、避難誘導中に津波に飲み込まれるなどして30人の警察官が殉 職したことを踏まえ、施設の耐災害性の向上等の警察活動の基盤確保や災害対応時の安 全確保の徹底に取り組んでいる。 周辺道路より高い床面と2階以上の執務スペース 〈愛知県警江東警察署の浸水対策〉 救出救助用ボートの搬出 〈愛知県警江東警察署の浸水対策〉 3