クロスボウによる事件発生状況、検挙状況、警察への相談状況をグラフとテキストで説明。
特集4 クロスボウの規制に向けた警察の取組 (p.43-46) 1 クロスボウが使用された事件の発生と警察への相談 (1) 殺人事件等の発生 令和2年(2020年)6月、無職の 男(23)が、クロスボウを使用し、 4人を殺傷する事件が発生した。 また、同事件後も、クロスボウが使 用された殺人未遂事件等が相次い で発生した。 殺人 4件 殺人未遂 6件 特別刑法 10件 刑法犯 27件 傷害等 6件 その他の刑法犯 11件 合計 37件 刑法犯 27件 特別刑法 10件 刑法犯のうち故意 に人の生命又は身 体を害する罪 16件 (2) クロスボウが使用された事 件の検挙状況 クロスボウが使用された刑法犯 の検挙件数は、平成22年(2010年) から令和2年までの間で27件あ り、このうち殺人(4件)、殺人未 遂(6件)等の故意に人の生命又は 身体を害する罪に当たる事件が16 件と半数以上を占めている。 殺人 殺人未遂 傷害等 その他の刑法犯 特別刑法(軽犯罪法違反、 動物愛護管理法違反等) クロスボウが使用された事件の検挙件数 (平成22年~令和2年の合計) (3) クロスボウに関する警察への相談の状況 平成22年から令和2年までの間のクロスボウに関する警察への相談の件数は172件で あり、クロスボウの所持者への不安の声、民家等への実害、脅迫等の被害の声等が寄せ られている。 2 クロスボウの概要等 (1) クロスボウの概要 クロスボウは、弦を引いた状態で固定する装置を有し、弦を固定してから矢を装填し、 銃のように引き金を引くことにより矢を発射させるものであり、射撃競技をはじめとす るスポーツとしての標的射撃や動物麻酔等の用途で使用されている。 クロスボウの一例(コンパウンドクロスボウ) クロスボウの射撃競技の状況 15 弦 引き金 矢 弦 矢 滑車 弦の固定装置