在日米軍の駐留に伴う地域社会への配慮として、交付金制度や安全確保、住民との調整を通じた理解と協力の促進を図る施策。
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地域社会との調和にかかる施策 第1節 所在する市町村に対して交付されるものである。 調整交付金は、米軍資産に対する固定資産税が非課税とされていることや、米軍の軍人や軍属にかかる市町村民税などが非課税にされていることから、米軍資産の所在する市町村に対して交付されるものである。 2 在日米軍の駐留に関する理解と協力を得るための取組 まちづくり支援事業で設置された「境港市民交流センター(みなとテラス)」 (鳥取県境港市) や産業の振興に寄与する事業8の経費にあてるため、防衛大臣が再編関連特定防衛施設と再編関連特定周辺市町村を指定した後、在日米軍の再編に向けた措置の進み具合などに応じて交付される。 2024年4月現在、7防衛施設11市町村が再編交付金の交付対象となっている。そのほか、在日米軍再編を促進するため、予算措置により追加的な施策を実施している。 参照 資料75(防衛施設と周辺地域との調和を図るための主な施策の概要) (3) その他の措置 1 漁業補償 防衛省は、自衛隊または在日米軍が水面を使用して行う訓練などのため、法律または契約により制限水域を設定し、これに伴う損失を補償している。 2 基地交付金など 総務省所管の防衛施設に関する交付金の制度である国有提供施設等所在市町村助成交付金(基地交付金)や施設等所在市町村調整交付金(調整交付金)についても、防衛省は、各種情報提供などの協力を行っている。 基地交付金は、米軍や自衛隊が使用する飛行場などの施設が市町村の財政に著しい影響を与えていることから、固定資産税の代替的性格を基本として、その施設が わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増すなか、在日米軍のプレゼンスとその即応性の維持は、わが国の安全を確保するうえで極めて重要な要素である。在日米軍の安定的な駐留のためには、防衛施設周辺の地方公共団体や地域住民の理解と協力を得ることが不可欠であり、様々な取組を不断に行っていくこととしている。 (1) 在日米軍の部隊運用に関する地方公共団体などとの調整 防衛省では、在日米軍再編や在日米軍の訓練、部隊の展開、新規装備の配備などに際し、関係地方公共団体や地域住民に対して事前に説明するなど、在日米軍施設の維持や部隊運用に対する地元の理解の促進に努めている。 (2) 在日米軍の運用における安全確保など 在日米軍の運用にあたって、地域住民の安全確保は大前提である。政府としては、首脳や閣僚レベルを含め、米側に対し、わが国の考え方をしっかり伝え、日米両国で協力して、安全な運用の確保を最優先に取り組んでいる。 防衛省においては、米軍機の墜落、部品落下・遺失などが発生した際には、米側に対し、速やかな情報提供、安全管理や再発防止の徹底などを求め、得られた情報は直ちに関係自治体などに説明しているほか、生じた被害が迅速・適切に補償されるよう措置している。 また、日米両国は、米軍機が日本国内の米軍施設・区 地域社会や環境との共生に関する取組 第IV部 第4章 資料:補助金・交付金 URL:https://www.mod.go.jp/j/approach/chouwa/sesaku/hojokin_jigyo.html 8 具体的な事業の範囲は、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法施行令第2条において、教育、スポーツおよび文化の振興に関する事業など、14事業が規定されている。 日本の防衛 516