災害時の偽・誤情報への対応として、X(旧Twitter)のコミュニティノート機能や総務省の対応について解説している。
災害時における偽・誤情報への対応 コラム ものという点も特徴的であった。 図表1 類型別の偽誤情報流通状況 (出典) 渋谷遊野・中里朋概 「令和6年能登半島地震におけるデジタル空間の偽誤情報流通状況の報告」 図表2 Xにおける災害関連投稿の特徴:複製投稿 (出典) 渋谷遊野・中里朋概 「令和6年能登半島地震におけるデジタル空間の偽誤情報流通状況の報告」 (イ) X: コミュニティノート コミュニティノート機能は、令和3年以降Xでより正確な情報を入手できるようにすることを目的 に作られた機能であり、誤解を招く可能性のあるツイートに対し、ユーザーが協力して背景情報を提供すること ができることから、不確かな情報に対するファクトチェックの役割を担うことが期待されるものである。 能登半島地震に関連して、多くのコミュニティノートが作成され、コミュニティノートの作成に初めて参 加した人の数が能登半島地震のときに最大の数を記録した。 2 総務省における対応 SNSにおける偽・誤情報の流通・拡散を踏まえ、岸田文雄首相は、震災翌日1月2日の記者会見で、「被 害状況などについての悪質な虚偽情報の流布は決して許されない。厳に慎んでほしい。」と呼びかけた。総 令和6年版 情報通信白書 第Ⅰ部 31 第2章 情報通信が果たした役割と課題 図表1 図表2