生成AIとコンピューティング、半導体の推進に向けた基本的な考え方と具体的な取り組みについて説明。
タグ: AI, コンピューティング, 半導体, 政策, ラピダスプロジェクト, サプライチェーン, 技術開発
今後の政策の方向性についての基本的な考え方 生成AI・コンピューティング ○生成AIの本格社会実装時代を見据え、以下に取り組む。 ・社会実装を意識した基盤モデルやアプリケーション開発の促進 ・個別企業の枠を超えたデータ収集→複数の開発者による利用→フィードバックのエコシステム形成 ・注力分野としてのフィジカルAI ・AGI(汎用人工知能)に向けたAI開発力の強化 ・海外展開促進 ○また、コンピューティング基盤の強化として、以下に取り組む。 ・電力インフラに着目したAIデータセンターの立地促進(ワット・ビット連携) ・サーバーに組み込める半導体(川上)やサーバー顧客(川下)含めたサプライチェーン強化策の検討やデジタルライフラインの強化 ・ネットワーク関連の支援策として、AI活用RAN、基盤的要素技術の強化(高周波・光半導体など)、5Gユースケースと海外展開支援、海底ケーブル生産体制の強化等を進める。 半導体 ○ラピダスプロジェクトについては、改正情報処理促進法における支援の枠組みの活用も念頭に、厳格なモニタリングの仕組みを導入しつつ、2027年の量産開始に向けて全力で取り組む。 合わせて、生成AIの本格実装に向けて最先端半導体の利活用を促進するため、設計プロジェクトの組成拡大に取り組む。 ○他方、生成AIの本格社会実装時代においては、「極めて幅広いデバイスへのAI機能の搭載」と「情報処理量とそのスピードの飛躍的向上が不可欠」であり、 ・従来のCPUセントリックのノイマン型のコンピューティングに加え、非ノイマン型のコンピューティングを支える新たな半導体アーキテクチャの登場の本格化が想定される。 ・また、省電力性能や放熱性能が、これまで以上に厳しく求められることも想定される。 ・さらには、アナログ機能も含めた多機能をワンチップ化していくSoC・チップレット、或いは、デバイス領域でもモジュール化とその組合力の重要性が急速に増していくと考えられる。 ○このため、ロジック領域の技術・産業基盤の充実・強化のみならず、 ・既存メモリ領域の供給力の強化に加え、次世代メモリに関する技術基盤の構築 ・アナログ・レガシー領域(前工程・後工程双方)を含め、国内で供給できる半導体や化合物・MEMS・電子部品の多様性を確保するとともに、産業基盤として継続可能な投資余力の確保に向けた取組強化 ・先端後工程領域での技術力・供給力の構築 ・先導半導体を取り巻く「総合力」を高めていくことが必要。 ○その際、国内の半導体ユーザー産業の需要動向から具体的な支援策を導き出していく。 ○また、光電融合の実装などに加え、部材領域・製造装置分野についても、技術・ビジネス動向の分析に立脚して支援対象を特定していく。 84