過去20年間で世界の食料貿易フローは大きく変化し、日本の輸入シェアが低下する一方、中国の輸入シェアが顕著に上昇している。
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(世界の食料貿易フローは大きく変化) 世界の食料貿易の状況は、この20年で大きく変化しました。約20年前は、我が国は小麦及びとうもろこしの世界有数の輸入国でしたが、特にアジア地域では人口増や経済成長に伴い食料の輸入量が増加しており、主要輸出国における輸出先が多角化していることがうかがわれます(図表1-1-4)。 輸入量に占める我が国のシェアは低下しており、平成14(2002)年度(前後3か年度平均)と令和3(2021)年度(同平均)を比較すると、小麦は6%から3%へ、とうもろこしは22%から9%へ、大豆は9%から2%へとそれぞれ低下しました。これとともに、中国の輸入量の増加は顕著であり、輸入量に占めるシェアは、小麦は4%、とうもろこしは11%、大豆は59%へと上昇しました。 図表1-1-4 世界の食料貿易フロー図 平成14(2002)年(前後3か年度平均) (小麦) 令和3(2021)年(前後3か年度平均) (とうもろこし) (大豆) 食料需給見通し (農林水産政策研究所) URL: https://www.maff.go.jp/primaff/seika/jyukyu.html 第1章 資料: 農林水産政策研究所「世界の食料需給の動向」(令和6(2024)年3月公表) 注: 1) レイアウトの関係から実際の国の地理上位置とは異なる場合がある。 2) S&P Global Market Intelligence「Global Trade Atlas」のデータ(2020.01及び2024.01)を基に各品目の輸出上位5か国から100万t以上輸出している貿易フロー図を作図 57