食品産業の国内生産額は、外食支出の回復等により前年比8.7%増の105兆8千億円となり、堅調に推移している。
タグ: 食品産業, 国内生産額, 食料供給, 経済計算, 農林水産省
第1節 食品産業の健全な発展 第1節 食品産業の健全な発展 食品産業は、農業と消費者の間に位置し、食料の安定供給を担うとともに、国産農林水産物の主要な仕向先として、消費者ニーズを生産者に伝達する役割を担っています。また、多くの雇用・付加価値を生み出すとともに、環境負荷の低減等にも重要な役割を果たしています。 本節では、食品産業の動向や、JAS1を始めとした規格・認証の活用等について紹介します。 (1) 食品産業の競争力の強化 (食品産業の国内生産額は105兆8千億円) 食品産業の国内生産額については、近年おおむね横ばい傾向で推移しており、令和5(2023)年は新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ外食支出が回復しつつあること等から、前年に比べ8.7%増加し105兆8千億円となりました(図表4-1-1)。このうち、食品製造業については、菓子類や清涼飲料の生産額が増加したこと等から、全体として4.4%増加となり、関連流通業は前年に比べ6.9%増加し38兆9千億円となりました。 図表4-1-1 食品産業の国内生産額 120 兆円 食品製造業 関連流通業 外食産業 100.5 101.3 100 91.7 91.6 97.3 105.8 80 28.6 29.0 20.6 19.1 22.3 26.6 60 34.0 34.7 34.9 35.4 36.4 38.9 40 37.8 37.7 36.3 37.0 38.6 40.3 20 0 平成30年 令和元 2 3 4 5 (2018) (2019) (2020) (2021) (2022) (2023) (概算値) 資料:農林水産省「農業・食料関連産業の経済計算」を基に作成 注:食品製造業には、飲料、たばこの区分を含む。 1 Japanese Agricultural Standardsの略で、日本農林規格のこと 228