各地の農政局等が創意工夫を凝らし、みどりの食料システム戦略の実現に向けた啓発活動や地域連携の取組を推進している。
タグ: みどりの食料システム戦略, 農政局, 地方創生, 環境負荷低減, 情報発信
地方農政局等によるみどりの食料システム戦略の実現に向けた取組. 生産から消費に至る多様な関係者の理解促進と行動変容に向けて、各地の農政局等が創意工夫によりみどりの食料システム戦略の実現に向けた取組を推進。 北海道:現地視察会(バスツアー)の開催. 帯広地域拠点では、令和6年度から、持続可能な農業に取り組む生産者がどのように考え、栽培・生産等を行っているか、報道機関等を対象に現地で実際に見て、聞いて、触れて、食べて、感動や関心をもってもらい、環境に配慮した農業の情報発信に繋げることを目的に開催。令和7年度からは、本所においても開催。 東北:食品ロス削減・食品アクセス確保連絡会の開催. 食品ロスの削減及びフードバンク活動等の推進等を目的として設立。食品関連事業者、フードバンク団体、子ども食堂、社会福祉協議会及び地方自治体等116団体が会員となっており(令和7年11月現在)、会員の取組の紹介や食品企業による現地見学会を実施。フードバンク活動への協力が食品ロス削減などにつながっている。 関東:若手職員による情報発信等. みどり認定者による農産物や「みえるらべる」農産物をイベントにて販売するなど、拠点とも連携し、みどり戦略をPR。また、若手職員による若者世代への情報発信「食ミラプロジェクト~食と環境を未来の子どもたちへ~」により、BUZZ MAFFでの農作業活動の発信や、インスタでの生産者・企業等の取組紹介、大学生とのワークショップ等を実施。 北陸:地域のみどりな取組への『推し活』. 北陸農政局独自の取組として、「地域の環境」に着目したプロジェクト「+みどり計画」を開始。生態系保全など環境に配慮した農業・食産業に取り組む地域を「みどりあ」、こうした取組を行う人々を「みどりすと」とし、記事や管内の有機農産物販売店マップの掲載、イベントでの展示、インスタでの発信等を行い、関係人口を増やしている。 東海:連携協定に基づく教育機関との取組. 管内11の大学等の教育機関と連携協定を締結しており、みどり戦略に係る取組を農政局と連携して実施中。東海学院大学では、大学のプロジェクトチームがJAぎふとの連携により「★★★」にんじんを栽培。これを原料としてレトルトカレーや甘酒などを開発・販売。これらの取組を契機としてJAぎふに学生が就職するなど人材育成にも寄与。 近畿:遊びを通したみどり戦略の学び. 「夏休み親子学デー」にて若手職員チーム「ええやん!みどり」が、小学生とその保護者を対象にみどり戦略をクイズなどにより、分かりやすく出題した人間すごろくやストラックアウト、クイズに答えながら出口を目指すダンボールめいろなどを実施。参加者への景品として、手作りカードや「みえるらべる」をモチーフとしたメダルの配布。 中国四国:国内資源の肥料利用促進. 中国四国地域国内肥料資源利用拡大ネットワークを開設し、①関連施策や取組事例の紹介等を行う勉強会、②全農ひろしま・広島大学の鶏ふん堆肥の有効利用に関する共同研究のフォローアップ、③日本下水道協会と下水汚泥の肥料化に関するセミナー、④地方整備局と連携し対応策の検討、等を実施。 九州:各部・各県拠点等の独自性を活かした取組. 各部・各県拠点の創意工夫に基づき、SNS等で情報発信を行う農業者等のインフルエンサーと連携した情報発信や有機栽培の生産・輸出拡大など計10のテーマとした独自取組を実施中。また、若手職員によるチャレンジチームでは、学生が農業現場のリアルを体験する農業体験イベント(AGRIAL(アグリアル))を実施。 沖縄:出口を見据えた「みえる化」のPRを実施. リゾートホテルやレストランのシェフ等に対して若手職員が県内の「みえるらべる」取得農産物のPRを実施。また、「みえる化」を取得予定の生産者等とのマッチング支援(産地バスツアー)も併せて実施。働きかけを行った方々からは、環境負荷低減につながる食材を購入したいとの声が複数聞かれた。65