農機メーカーやICTベンダー間での円滑なデータ連携を促進するため、オープンAPI整備に関するガイドラインver1.0の要点を解説しています。
タグ: 農業DX, オープンAPI, データ連携, スマート農業, 農林水産省
農業分野におけるオープンAPI整備に関するガイドラインver1.0のポイント 農業者が利用する農業用機械等から得られるデータについて、メーカーやシステムの垣根を越えて連携させるオープンAPI※の整備を推進するため、農機メーカーやICTベンダー等の事業者の対応指針を整理。 ※データ連携のための仕様を外部へ公開し、一定の条件の下、他のシステムと連携する仕組み オープンAPIにより目指す姿 機器・システムから得られるデータ 営農管理ソフト 位置情報 作業時間 気温、湿度、日射量 オープンAPIによるデータ連携 位置情報 散布量 など… 〇より簡便に作業の記録やデータ管理が可能に。 〇営農計画の立案や、次期の作付け・栽培に生かせる。 API連携に当たっての課題 〇連携するデータ項目の特定 〇データに係る利用権限やセキュリティ等の検討 〇API形式等の標準化 ルールづくりが必要 農機メーカー、ICTベンダー、農業者、学識経験者等が参画する「農業分野におけるオープンAPI整備に向けた検討会」を2020年8月に立上げ 検討会の議論を踏まえ、農林水産省が、機械提供事業者(農機メーカー)や接続事業者(ICTベンダー)の対応指針を示したガイドラインを2021年2月に策定 農業分野におけるオープンAPI整備に関するガイドラインver1.0 対象とする機器・システム 〇データを取り扱う農業用機械等(農業機械、IoT機器、農業生産関連施設等) データ連携を行う上での指針 〇APIの開放性と利用制限 ・・・農機メーカーは、API接続を希望するICTベンダーを差別的に排除しない 〇農業者と機械提供事業者との契約 ・・・農業分野におけるAI・データに関する契約ガイドラインを踏まえ、第三者に当たるICTベンダーへのデータ提供を想定した契約を締結 〇機械提供事業者と接続事業者との契約 ・・・API接続の開始手続や不正アクセス・障害等発生時の対応、利用者への保証、免責、禁止行為など、API利用に当たって必要な事項について契約を締結 〇提供データの利用権限 ・・・農業者が自身のデータを活用する範囲において、ICTベンダーによるデータの加工等が可能、目的外利用は不可 〇提供データの保管責任・有効性・継続性 ・・・ICTベンダーはデータを適切に管理・保管 〇APIの標準仕様 ・・・WAGRIの仕様を踏まえつつ、円滑なデータ交換を可能とするAPI仕様を事業者間で合意 〇個人情報の保護、セキュリティの確保、メンテナンス体制 データ項目 〇農業者のニーズ等を踏まえ、農業用機械等の種類ごとに連携するデータ項目を検討 〇データの用語、取得頻度、単位等の標準化については継続して検討 24
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