公正取引委員会が生成AI市場の健全な発展と競争環境維持のため、実態調査を実施し報告書ver.1.0を公表した。
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実態調査の例③:生成AIに関する実態調査 (1/4) 20 1. 実態調査開始の経緯 生成AIにはメリットとデメリットの両方が存在 新たなイノベーションを生み出すポテンシャル ビジネスの革新、新たなビジネスモデルの創出を促す可能性 事業者の生産性の向上や多様なサービスの提供等、経済・社会に様々な便益をもたらす (日本における生成AI市場規模*) 年平均で47.2%増と急速に成長 市場自体は黎明期に当たるといえるが、市場は更に拡大・成長していくものと考えられる。 1188億円 (2023年) 1兆7774億円(推計) (2030年) *一般社団法人電子情報技術産業協会「注目分野に関する動向調査2023」、2023年、1頁を基に公正取引委員会作成 潜在的なリスク 著作権も含む知的財産権等の侵害への懸念や偽・誤情報などの社会を混乱させるリスク 競争政策上の観点からの潜在的なリスク 等 公正取引委員会は、我が国の生成AI関連市場における公正かつ自由な競争環境を維持し、生成AIの持続的な進展を確保することにより、更なるイノベーションを生み出す観点から、また、生成AIを健全な形で経済社会に実装する観点も踏まえ、生成AI関連市場の実態を把握するための調査を開始。同調査は、現状の生成AI関連市場の流動的な状況を踏まえ、従来の実態調査よりもアジャイルに迅速かつ柔軟な方法で進めることとした。 2024年10月、関係各方面から広く情報・意見を募集するため、ディスカッションペーパー「生成AIを巡る競争」(前回ペーパー)を公表。 2. 情報・意見を募集した結果等を踏まえた報告書の公表 前回ペーパー 生成AIに関する実態調査報告書ver.1.0 今後も調査継続・情報更新 情報・意見募集 実施期間:2024年10月2日~同年11月22日 回答数:712件 属性:国内外の事業者、事業者団体、個人事業者、一般消費者 等 情報・意見を分析 ヒアリング 実施数:約50者 属性:国内外の事業者、有識者、関係省庁、海外当局 等 公正取引委員会は、急速に動く市場状況を踏まえ、前回ペーパーをアップデートする形で「生成AIに関する実態調査報告書ver.1.0」(本報告書(※))を取りまとめた。今後も調査と情報更新を継続していく方針である。 (※) 本報告書は最終的なものではなく、現時点版としての公表であるため、タイトルに「ver.1.0」と明記している。