3メガバンクグループの政策保有株式比率の高さが財務リスクとなるため、コーポレート・ガバナンス改革の観点からも縮減を推進する。
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【本事務年度の方針】 大手銀行グループとの間で、特に以下の点に着眼し対話する。 ・海外業務の拡大を踏まえ、マイナー通貨を含む外貨の安定的な調達を確保する態勢が整備されているか。特に、粘着性の高い預金を含む安定的な外貨調達手段の確保を進めているか。 ・流動性ストレステストを含め、外貨流動性管理の高度化を進めているか。 ・リスク・リターンを意識して外貨バランスシートが運営されているか。 c) 政策保有株式の着実な縮減に向けた取組み 【金融行政上の課題】 3メガバンクグループは、米欧主要銀行と比べ、保有株式の自己資本に対する比率が高く、株価下落時の自己資本比率に及ぼす影響が大きいため、政策保有株式の縮減が重要である(図表III-4-(3)-9)。 図表III-4-(3)-9 3メガバンクグループと米欧主要銀行の自己資本に占める政策株式保有比率の比較 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 0 5 10 15 20 CET1資本(兆円) (注1)株式保有比率=株式保有残高(時価)÷CET1資本(普通株式等 Tier1資本) (注2)3メガバンクグループは、本年3月末時点、欧州主要銀行は昨年12月末時点。 (資料)各社公表資料より金融庁作成。 また、政策保有株式の縮減は、銀行の財務の健全性の観点のみならず、我が国のコーポレート・ガバナンス改革の観点からも重要である。 なお、3メガバンクグループは、2015年11月に政策保有株式を3~5年程度で約3割削減す 96