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A.2022年の防衛省の令和4年度インド太平洋・中東方面派遣実績は4年度。
防衛省が実施した令和4(2022)年度インド太平洋・中東方面派遣(IMED23)において、派遣実績数は4年度です。防衛省による同方面への派遣事業における具体的な実施回数を示す実績値となります。
出典: 防衛省『令和6年版 防衛白書(前編)』2024年7月公表
防衛省の令和4年度インド太平洋・中東方面派遣実績
4年度
令和4(2022)年度インド太平洋・中東方面派遣(IMED23)の実施
第1節 多角的・多層的な安全保障協力の戦略的な推進 安全保障への自衛隊のコミットを示した。 陸自は、同年6月から7月にかけて、HA/DR分野の能力構築支援として、パプアニューギニア国防軍工兵大隊の整備要員を日本に招へいし、施設機械整備の基礎的事項に関する教育を行った。また、同年7月には、国防軍軍楽隊に対し、軍楽隊育成に関する能力構築支援を実施した。さらに、2024年1月には、ソロモン諸島に対する初めての能力構築支援として、ソロモン国家警察不発弾処理局に対する不発弾処理分野の事業を実施した。 酒井海幕長は、2023年6月、米太平洋艦隊主催海軍種多国間テレビ会談に参加し、太平洋島嶼国地域で横行するIUU漁業が安全保障上の脅威であることを再確認するとともに、規制のための積極的な支援を表明し、各国海軍参謀長などに対し、IUU漁業撲滅に向けた連携強化を呼びかけた。 海自は、同年4月から9月にかけて行われたIPD23において、ソロモン諸島、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、トンガに寄港した。また、海自として初めて、キリバス共和国警察、パプアニューギニア国防軍と親善訓練を行うとともに、パラオ海上保安局、ソロモン諸島海上警察、トンガ王国海軍とも親善訓練を実施した。キリバスとの親善訓練は、海上保安庁MCT、オーストラリア海事サービスアドバイザーと共同で実施した。 空自は、ミクロネシア連邦などにおける人道支援・災害救援共同訓練「クリスマス・ドロップ」に参加した。 参照 図表Ⅲ-3-1-4(太平洋島嶼国での主な活動(2023年4月〜2024年3月))、3項(多国間安全保障協力の推進)、4項(能力構築支援への積極的かつ戦略的な取組)、2節3項(海洋安全保障にかかる協力)、Ⅳ部3章1節(訓練・演習に関する取組)、資料48(最近の太平洋島嶼国との防衛協力・交流の主な実績(2020年度以降))、資料58(多国間共同訓練の参加など(2020年度以降)) 含む国際社会の平和と繁栄にとって極めて重要であり、防衛省・自衛隊としても、同地域の国と協力関係の構築・強化を図るため、ハイレベル交流や部隊間交流を進めてきている。2023年1月から5月にかけて、防衛省・自衛隊は、海自掃海母艦などによる令和4(2022)年度インド太平洋・中東方面派遣(IMED23)を実施し、わが国が同地域の安定と繁栄に深くコミットしていくという意思を示した。 参照 資料49(最近のインド洋沿岸国・中東諸国との防衛協力・交流の主な実績(2020年度以降))、資料58(多国間共同訓練の参加など(2020年度以降)) (2) スリランカ ア スリランカとの防衛協力・交流の意義 スリランカは、インド洋のシーレーン上の要衝に位置する重要国であり、近年、同国との防衛協力・交流を強化している。 イ 最近の主要な防衛協力・交流実績など 派遣海賊対処行動水上部隊は、2023年6月にコロンボ、同年10月にトリンコマリーに寄港し、スリランカ海軍と親善訓練、交流行事を実施した。 海自は、同年7月にIPD23部隊がコロンボに寄港し、海外における艦艇の整備検証として、コロンボ・ドックヤード15による船体などの点検整備を行った。また、スリランカ海軍とスポーツ交歓、親善訓練など各種防衛交流を実施し、相互理解・友好親善の増進を図った。同年10月には、スリランカ海軍主催海洋安全保障シンポジウム(ゴール・ダイアログ)に参加し、スリランカ海軍やインドなど参加国海軍の代表者と海洋安全保障にかかる議論を実施した。 (3) パキスタン ア パキスタンとの防衛協力・交流の意義 パキスタンは、南アジア、中東、中央アジアの連接点に位置し、わが国にとって重要なシーレーンにも面しているなど、インド太平洋地域の安定にとって重要な国家である。また、同国は、伝統的にわが国と友好な関係を有する親国でもあり、そのような観点から、同国の防衛協力・交流を推進している。 11 インド洋沿岸国・中東諸国 (1) インド洋沿岸国・中東諸国との防衛協力・交流の意義 インド洋沿岸・中東地域の平和と安定は、シーレーンの安定的利用やエネルギー・経済の観点から、わが国を 15 わが国の民間造船会社が、出資および技術支援をしている。 391 令和6年版 防衛白書