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A.2025年の防衛省による派遣海賊対処行動の護衛商船数は4076隻。
防衛省が公表した2025年時点の派遣海賊対処行動水上部隊による護衛商船数は4076隻です。この実績値は、同部隊がこれまでに護衛した商船の累計隻数を示しています。
出典: 防衛省『令和7年版 防衛白書(前編)』2025年7月公表
わが国に対する侵攻への対応など 第1節 ウ 活動実績とわが国の取組に対する評価 海賊対処を行う各国部隊との連携強化や自衛隊の海賊対処行動の実効性向上を図るため、2014年以降、防衛省・自衛隊は、第151連合任務群と連合海上部隊の各司令部に司令部要員を派遣している。このうち、第151連合任務群には、これまでに4度(2015年、2017年、2018年、2020年)、自衛隊から司令官を派遣した。 派遣海賊対処動水上部隊が護衛した船舶は、2025年3月31日現在で4,076隻(海上警備行動に基づく護衛実績である121隻を含む。)である。また、派遣海賊対処航空隊は、アデン湾における各国の航空機による警戒監視活動の大部分を担っており、同日現在で飛行回数3,406回、延べ飛行時間24,300時間、船舶や海賊対処に取り組む諸外国への情報提供16,444回の活動を行っている。 自衛隊による海賊対処行動は、各国首脳などから感謝の意が表されているほか、累計の国連安保理決議でも歓迎されるなど、国際社会から高く評価されている。また、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処に従事する現場の海自護衛艦に対し、護衛を受けた船舶の船長や船主の方々から、安心してアデン湾を航行できた旨の感謝や、引き続き護衛をお願いしたい旨のメッセージが多数寄せられている。加えて、一般社団法人日本船主協会などからも日本関連船舶の護衛に対する感謝の意とともに、引き続き海賊対処に万全を期して欲しいとの要請を継続的に受けている。 防衛省・自衛隊は、引き続き諸外国の部隊を含む国際社会と緊密に連携し、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動を確実にいり、シーレーンの安定的な利用の確保を図っていく。 参照 図表III-1-1-10(派遣部隊の編成・自衛隊による海賊対処のための活動(イメージ)) 図表III-1-1-10 派遣部隊の編成・自衛隊による海賊対処のための活動(イメージ) 【派遣部隊の編成】 統合作戦司令官 自衛隊司令官 海自で編成 陸・海・空自で編成 派遣海賊対処動水上部隊 ○海上自衛官 約200名 ○海上保安官 8名同乗 ○護衛艦×1隻 - 哨戒ヘリ×1隻 - 特別機動船×1~2隻 派遣海賊対処航空隊 ○海上自衛官 約60名 ○P-3C×1機 派遣海賊対処行動支援隊 ○陸上自衛官 約90名 ○海上自衛官 約40名 ○航空自衛官 数名 ⇒ 合計約130名(注1) 第151連合任務群司令部派遣隊 ○海上自衛官 1名(注2)(第151連合任務群に参加する各国部隊などとの連絡・調整を行う。) 連合海上部隊司令部派遣隊 ○海上自衛官 1名(連合海上部隊司令部と第151連合任務群との連絡・調整を行う。) (注1)四捨五入によるため、合計は符合しない (注2)日本が司令官を担当する場合、最大15名 (このほか、航空支援集団下に、C-130H輸送機などからなる空輸隊を編成し、所要に応じ、物資などの航空輸送を実施) 【エスコート】 艦艇により、護衛航路内の民間船舶を直接護衛 【各国の活動状況(注3)】 エスコート(艦艇) 自衛枠組み 日・中・印など ゾーンディフェンス(艦艇) 第151連合任務群 日・韓など 欧州連合海軍部隊 スペイン・伊など 警戒監視飛行(哨戒機) 第151連合任務群 日 欧州連合海軍部隊 スペイン (注3)参加国間のローテーションなどの関係により、派遣国は時期によって異なる。 第III部 第1章 わが国自身の防衛体制 日本の防衛 262