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A.各運用会社が長期的にリスクや信託報酬に見合ったリターンを提供する観点からの運用実績について、各社の創意工夫により「見える化」を進めることで、各社の特性(強み)や運用状況が明らかになり、顧客が運用会社を選別するための有効な指標になると考えられる。
運用会社がリスク・リターンに見合った運用実績を提供し、「見える化」を進めることで、顧客が運用会社を選別する上で有効な指標となる。
出典: 金融庁『平成30事務年度 金融行政方針』2018年9月公表
運用実績の「見える化」推進による顧客選別の有効性
各運用会社が長期的にリスクや信託報酬に見合ったリターンを提供する観点からの運用実績について、各社の創意工夫により「見える化」を進めることで、各社の特性(強み)や運用状況が明らかになり、顧客が運用会社を選別するための有効な指標になると考えられる。
各運用会社が長期的にリスクや信託報酬に見合ったリターンを提供する観点からの運用実績について、各社の創意工夫により「見える化」を進めることで、各社の特性(強み)や運用状況が明らかになり、顧客が運用会社を選別するための有効な指標になると考えられる。
普及・浸透を図る。加えて、投資信託の類似商品である貯蓄性保険も含め、商品内容等のさらなる「見える化」を促進していく。 ② 運用会社における顧客本位の業務運営に向けた取組状況 【昨事務年度の実績】 運用会社における顧客本位の業務運営の取組の「見える化」を推進するため、運用会社がリスクに見合ったリターンが上げられているかとの観点で、主要運用会社27との間で取組みや運用力を示すKPIについて対話を実施した。 原則の公表後、各運用会社からは、運用残高や平均保有期間、販売会社向けのセミナー件数等、各社の取組みを示すKPIを公表する動きが見られたが、各社の運用商品の構成比率や運用カテゴリーごとのリスク・リターンが異なるため、運用力を示すKPIに関しては、社内での管理には用いられるものの、販売会社のような当局による共通KPIを公表することは適当ではないとの意見が見られた。 一方で、自社の経営方針や運用哲学、それを踏まえた強みや運用力(パフォーマンス)を示していくことが他社との差別化で有効であり、また顧客から求められているものであるとの考えから、一部の運用会社では、以下のような運用力を示すKPIを設定、公表する動きが見られている。 ・運用力を示すKPI事例 - 中長期の資産形成の観点から中長期のシャープレシオ(リスクに対しどれだけのリターンを得たかを示す値)の向上に取り組むとして、自社が設定、運用する商品の資産別(国内株式、海外株式、国内債券、海外債券等)の過去5年の平均シャープレシオを指標化 - 自社が注力する商品であるバランス型ファンドの運用実績について、自社ファンドが、他社同種ファンドの平均リターンや平均シャープレシオを上回る比率を指標化 - 自社が注力するアクティブファンドについて、パフォーマンスの良い商品を多く顧客に提供するとの観点から、投信評価会社のレーティング(リスク調整後リターンの相対評価)に残高を加味した運用期間別残高加重レーティングを指標化 【本事務年度の方針】 各運用会社が長期的にリスクや信託報酬に見合ったリターンを提供する観点からの運用実績について、各社の創意工夫により「見える化」を進めることで、各社の特性(強み)や運用状況が明らかになり、顧客が運用会社を選別するための有効な指標になると考えられる。 また、運用会社が、この共通の目線を販売会社とともに持つことで、顧客に成功体験をもたらす投資信託の開発・提供に向けた動きが促進されることが期待される。引き続き、対話を通じ、運用力を示す「自主的なKPI」の公表を促していく。また、その設定状況を踏まえつつ、運用会社における共通KPIのあり方について、検討を進めていく。 27 公募投資信託運用資産残高上位9社の日系運用会社及び外資系運用会社2社。 35