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A.2018年の起業に成功すれば社会的地位が得られると考えている日本の成人人口の割合は40%。
出典: 中小企業庁『2020年版 小規模企業白書(全体版)』2020年4月公表
40%
起業に成功すれば社会的地位が得られると考えている日本の成人人口の割合
第3章 中小企業・小規模事業者の新陳代謝 続いて、起業意識について国際比較を行う。第1-3-44図は「周囲に起業家がいる」、「周囲に起業に有利な機会がある」、「起業するために必要な知識、能力、経験がある」に加え、「起業は望ましいことである」、「起業に成功すれば社会的地位が得られる」とした成人人口の割合について国別に見たものである。いずれの項目についても、我が国で各項目に「はい」と回答した成人人口の割合は諸外国に比べて低いことが分かる。 第1-3-44図 起業意識の国際比較 (周囲に起業家がいる) (周囲に起業に有利な機会がある) (起業するために必要な知識、能力、経験がある) (起業することが望ましい) (起業に成功すれば社会的地位が得られる) 日本 米国 英国 ドイツ フランス イタリア 中国 資料:みずほ情報総研株式会社「平成30年創業・起業支援事業(起業家精神に関する調査)」 (注) 1.ここでいう「周囲に起業家がいる」項目は、GEM調査の「起業活動浸透指数」(「過去2年間に、新しく事業を始めた人を知っている」とした成人人口の割合)を表示している。 2.ここでいう「周囲に起業に有利な機会がある」項目は、GEM調査の「事業機会認識指数」(「今後6か月以内に、自分が住む地域に起業に有利なチャンスが訪れる」とした成人人口の割合)を表示している。 3.ここでいう「起業するために必要な知識、能力、経験がある」項目は、GEM調査の「知識・能力・経験指数」(「新しいビジネスを始めるために必要な知識、能力、経験を持っている」とした成人人口の割合)を表示している。 4.ここでいう「起業することが望ましい」項目は、GEM調査「職業選択に対する評価」(「あなたの国の多くの人たちは、新しくビジネスを始めることが望ましい職業の選択であると考えている」とした成人人口の割合)を表示している。 5.ここでいう「起業に成功すれば社会的地位が得られる」項目は、GEM調査「起業家の社会的地位に対する評価」(「あなたの国では、新しくビジネスを始めて成功した人は高い地位と尊敬を持つようになる」とした成人人口の割合)を表示している。 以上より、我が国の起業活動は諸外国と比べて低い水準で推移しており、起業希望者などの潜在的な起業家も減少している状況が確認された。また、その背景として、諸外国に比べて、起業に必要な外部環境や条件が整っていないと認識されていることや、起業に対する前向きなイメージが低いことが関係していると推察される。企業の新規開業は、競争やイノベーションを促進して雇用創出や経済成長につながることから、起業家や潜在的な起業家を増加させる取組が重要である。 I-158 2020 White Paper on Small Enterprises in Japan