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A.2024年の経済連携協定対象外の国(その他)との貿易総額の伸びは36%増。
出典: 内閣府『令和7年度 経済財政白書(全体版)』2025年7月公表
第3-1-36図 我が国の経済連携協定締結先のカバー率(GDP・貿易総額) 近年、経済連携協定のカバー率は、GDPの面からも貿易の面からも急上昇し、8割程度に (1) GDP ①世界全体に占める協定締結先の割合 (%) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 2000 03 06 09 12 15 18 21 24 (年) 2022年 RCEP協定 2020年 日米貿易協定 2019年 日EU・EPA 2018年 CPTPP 80.0 ②内訳 (2024年時点) 交渉中 3.9 % その他 16.0 % その他 米国 GCC メキシコ EU 中国 発効済 80.0 % 韓国 カナダ 英国 インド (2) 貿易総額 ①日本の貿易総額に占める協定締結先の割合 (%) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 2000 03 06 09 12 15 18 21 24 (年) 2022年 RCEP協定 2020年 日米貿易協定 2019年 日EU・EPA 2018年 CPTPP 78.9 ②内訳 (2024年時点) その他 13.0 % 交渉中 8.1 % その他 中国 米国 EU 発効済 78.9 % GCC オースト ラリア 韓国 マレー シア インド ネシア ベトナム (備考) IMF “World Economic Outlook Database”、財務省「貿易統計」により作成。 日EU・EPA、CPTPP、日米貿易協定、RCEPという近年締結された経済連携協定について、それぞれの協定の対象国との間の貿易総額(輸出額+輸入額)の伸びを確認すると、いずれの協定においても締結前の2018年から直近の2024年にかけて30%以上の伸びが確認されるが、これらの協定の対象外の国(その他)との貿易総額の伸び(約36%増)と比べて、明確に上回っているのはCPTPP(約44%増)となっている(第3-1-37図)。 貿易総額の伸びが異なる背景には、加盟国の置かれた経済状況の違い、例えば、第一次トランプ政権下における米中の貿易摩擦による影響など、様々な要因が考えられるものの、CPTPPによる貿易の自由化度はRCEP協定よりも高いと指摘されており38、こうした自由化度の違いによる効果も含まれている可能性がある。 38 増川 (2020) 353