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A.2024年の和牛に関するセミナーの参加国・地域数は24か国・地域。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
(事例) 和牛の更なる輸出拡大に向けた食肉処理・加工技術を普及(群馬県) (1) 和牛の輸出拡大には調理方法やカット技術の普及が課題 近年、我が国の牛肉輸出が増加しています。今後更に輸出を増やすためには、欧米で特に人気のああるステーキに適したロインに加え、他の部位もバランス良く輸出していくことが必要です。また、国内の加工場で和牛等の良さを引き出すスライスやカットをして輸出していますが、輸出先国・地域でカットできる人材を育成し、現地のニーズに合った調理方法により市場を拡大することも課題です。このような状況を踏まえ、群馬県玉村町の公益社団法人全国食肉学校では、海外における和食文化と日本式食肉処理・加工技術の普及に取り組んでいます。 (2) 海外シェフ等を対象としたセミナーの開催により、多様な部位の需要拡大を推進 同法人が食肉処理・加工技術の普及のために行っている取組の一つが、海外のシェフや卸売・精肉加工従事者等を対象とするセミナーです。令和6(2024)年度に国内で行ったセミナーでは、24か国・地域252人に対し、和牛の特性等の説明や講師によるカット技術の実演を行いました。また、参加国・地域に応じてメニューを変えた和牛の調理実演も併せて行い、現地での新メニュー開発のきっかけにつながっています。このほかにも、海外の食肉学校への講師派遣も行っており、これらの取組を通じて和牛の多様な部位の需要拡大に貢献しています。セミナーでのカット技術の実演の様子 資料:公益社団法人全国食肉学校 (牛乳乳製品の輸出額は前年に比べ減少) 牛乳乳製品の輸出額は、令和4(2022)年まで増加してきており、令和4(2022)年以降は300億円以上で推移しています。直近ではアジア向けの脱脂粉乳の輸出が減少しており、令和6(2024)年は、前年に比べ0.8%減少し305億円となりました(図表3-1-6)。農林水産省では、更なる牛乳乳製品全般の輸出拡大に向けて、オールジャパンでのプロモーション、市場等の調査・分析を行うとともに、指定団体、産地の地方公共団体、乳業者等が一体となった更なる取組や新たな商流の構築を図ることとしています。このような取組を通じて、今後、牛乳乳製品の中でも、国産生乳の使用割合の高い、ロングライフ牛乳やチルド牛乳について、アジアを中心に輸出を推進していくこととしています。図表3-1-6 牛乳乳製品の輸出額 億円 350 300 250 200 150 100 50 0 37 68 96 126 144 153 184 222 244 319 308 305 平成25年 28 令和元 4 6 (2013) (2016) (2019) (2022) (2024) 資料:財務省「貿易統計」を基に農林水産省作成 (緑茶の輸出額は前年に比べ増加) 緑茶の輸出額は、健康志向や日本食への関心の高まり等を背景に、抹茶を含む粉末茶の需要が拡大し、近年増加傾向で推移しています。令和6(2024)年は、前年に比べ24.6%増加し364億円となり、農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略(以下「実行戦略」という。)で設 第3章 213