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A.医療分野では、医療DXの実現に向けて「全国医療情報プラットフォーム」構想が検討されている。
出典: 総務省『令和5年版 情報通信白書(全体版)』2023年7月公表
医療分野では、医療DXの実現に向けて「全国医療情報プラットフォーム」構想が検討されている。
加速するデータ流通とデータ利活用 第1節 図表2-1-4-1 校務・学習データの可視化 (Microsoft) 端末の利用 データの蓄積・分析 データの可視化 授業・学習系システム Microsoft Teams 課題・音読練習 チャット ファイルの使用 オンライン授業 OneNote 今日の気持ち(Reflect) アンケート・非認知情報 デジタルドリル 授業支援システム テスト・学力調査 利用状況 Web検索ログ 校務系システム 出欠情報・保健室利用情報 児童生徒の複数IDを紐づけ 機械学習 深層学習 AI 分析と予測 教員がクラス運営などで見る 全教員・学校全体で独自の視点で見る 学校・教育委員会の視点で分析して見る (出典) Microsoft 第2章 データの流通・活用の現状と課題 地方自治体での教育データの活用事例として、渋谷区教育委員会は、「子供一人ひとりの幸せ(Well-Being)の実現」を目指して、教員の児童・生徒の理解に基づいた指導による学校満足度の向上を目指した「教育ダッシュボード」を構築している。「学校全体」、「クラス」、「児童・生徒個人」といった単位に分けることで、多面的に把握することができるようにしている。 また、民間の学習塾や予備校では、蓄積したデータをAIで分析し、一人ひとりにカスタマイズした最短ルートの学びを提供する取組が進んでいる。例えば、AI「atama +」は全国の塾・予備校3,100教室以上(2022年5月末時点)に提供されており、累積解答数は3億件を突破した*9。蓄積した大量の学習データを分析することによって、日々教材コンテンツの改善やレコメンドの精度の向上が行われており、個別最適な学習を実現している。 このようにプラットフォーム上にデータを蓄積することによって、児童・生徒1人1人の理解状況に応じた教育が実現しつつある。 2 医療 医療分野では、医療DXの実現に向けて「全国医療情報プラットフォーム」構想が検討されている。現在、個別に保存・管理されている医療関連情報を一つのプラットフォームに集約して保存・管理するというものであり、実現によってより良質な医療の提供につながると期待されている。 医療データの活用については、病院経営の支援などを目的としたサービスとして、例えば、MDVデータプラットフォームサービスでは、電子カルテ、医事システム、その他システムの院内に点在するデータを一つに統合し、「増収」、「働き方改革」、「医療の質」、「患者満足度向上」という視点からデータ分析が行えるようになっている*10。また、サービスを提供する上で、Amazonのクラウドサービス「AWS」が利用されている*11。 利用者の健康促進という観点でも数多くのアプリケーションが提供されている。Apple watchやGoogleに買収されたFitbitなどが提供するスマートウォッチでは心拍数や睡眠、活動量などの *9 https://corp.atama.plus/news/2416/ *10 https://www.mdv.co.jp/solution/medical/hospital/mdv_dps/ *11 https://d1.awsstatic.com/local/health/20220324%20MDV%20session%20.pdf 令和5年版 情報通信白書 第1部 15