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A.データ分析サービスの導入による平均単収の向上率は20%。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
特集3 スマート農業技術の活用と今後の展望 このため、農林水産省では、農業支援サービス事業体が請け負う作業に必要な機械導入や機械の操作技術の習得といった人材育成等への支援に加え、事業ニーズの通年確保に向けて産地や品目間をまたいだサービスを展開するモデル的な取組への支援等を行っています。また、農業支援サービス事業体に対する農業者の認知度の向上、農業支援サービス事業体と農業者のマッチング機会の創出を図るため、「農業支援サービス提供事業者が提供する情報の表示の共通化に関するガイドライン」を示し、これに沿って情報表示を行う事業者のサービス内容等を農林水産省のウェブサイト上で公開しています。 図表 特3-5 農業支援サービスの利用状況 (農業支援サービスを利用している農業の担い手) (農業支援サービスの利用を希望している農業の担い手) 3,000 2,628 2,780 2,914 5,500 4,406 4,346 5,077 2,800 5,000 2,600 4,500 2,400 4,000 2,200 3,500 0 令和4年度 5 6 0 令和4年度 5 6 (2022) (2023) (2024) (2022) (2023) (2024) 資料: 農林水産省「農業支援サービスに関する意識・意向調査結果」を基に作成 注: 1) 各年度の数値は、「2020年農業センサス」の結果を基に、令和4(2022)年8~9月、令和5(2023)年8~9月、令和6(2024)年10~11月に実施した調査で、有効回答数はそれぞれ1万793人、1万351人、1万383人 2) 農業支援サービスの利用を希望している農業の担い手は、農業支援サービスを利用している農業の担い手と調査時点では農業支援サービスを利用していないものの、今後利用する意向がある農業の担い手の合計 (事例) デジタル技術を駆使したデータ分析サービスを展開(宮崎県) (1) 経営判断をサポートする農業データ分析サービスを展開 宮崎県宮崎市のスタートアップであるテラスマイル株式会社は、「アジアに競争力のある地域をたくさん創る」を志に、農業生産の盛んな宮崎県で創業しました。同社は、農業経営の「右腕」になることを目指して自社で開発した農業経営管理クラウドを活用し、各種営農管理システムや各種センサ一、農業機械等の点在する営農関連データを一元化・分析し、経営の意思決定に必要な情報を大規模農業法人等に提供しています。 (2) インプットで終わらない、重要なのはデータのののアウトプット 同社のサービスの強みは、単にデータを集めるだけでなく、見える化できることです。見える化されたデータは、農業経営の的確な判断材料になります。同社のサービスの導入したピーマンの産地では、可視化した熟練生産者のノウハウを基にした生産の推進により、生産量が増加したほか、基本的な栽培に関してはパート従業員に任せられるようになったことで、平均単収が20%向上しました。 今後同社は、農業者と小売業者が出荷先・調達先を確保するために必要な互いの情報を提供し、物量・価格の最適化に資することで、両者がwin-winの関係になる仕組みを目指すこととしています。 農業経営管理クラウド 資料: テラスマイル株式会社 32