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A.2024年のれんこん三兄弟が直接取引を行う店舗数は300店舗。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第4節 消費者の需要に即した農業生産の推進と農業経営の安定 米の流通状況について URL : https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/ soukatu/r6_kome_ryutu.html (水田の汎用化・畑地化等による水田農業の高収益化を推進) 主食用米の需要量が毎年減少傾向にある中、水田農業の高収益化を図っていくためには、野菜や果樹等の高収益作物を適切に組み合わせて経営を行っていくことが重要です。 農林水産省では、高収益作物の導入・定着を図るため、水田農業高収益化推進計画に基づき、国のみならず地方公共団体等の関係部局が連携し、水田における高収益作物への転換、水田の汎用化・畑地化に向けた農業生産基盤整備、栽培技術や機械・施設の導入、販路確保等の取組を計画的かつ一体的に支援しています。水田農業における高収益作物等の産地については、令和6(2024)年12月末時点では538産地まで増加しています。 (事例) 水田農業高収益化推進計画により、収益や作業効率の向上を実現(茨城県) (1) 産地としての規模拡大を目指し、水田かられんこん畑に転換 茨城県稲敷市は、低湿地帯の農地が多く、販売先も安定しており、れんこんの面積当たりの収益性は高くなっています。 同市では、産地としての更なる規模拡大や収量向上を目指し、令和2(2020)年6月に同県が策定した水田農業高収益化推進計画に基づき、県や市の地域農業再生協議会、稲敷市東地区れんこん生産者団体等が連携して水田におけるれんこんの導入・定着に取り組んでいます。 (2) 積極的な販路開拓と生産面積の拡大を推進 同市でれんこんを生産・販売する株式会社れんこん三兄弟は、積極的に販路開拓を行い、約300店舗の小売店や飲食店等と直接取引をしています。また、販路開拓とともに生産面積の拡大に取り組み、離農者から借り受けた水田等の畦の高さや作土深の調整、畦シートや防鳥ネット等を設置し、れんこん生産に適した圃場整備を行っています。さらに、収穫用の機械や洗浄機等を導入し、作業を効率化しています。 同社の圃場や施設の整備に関しては、同計画に基づき、畑地化の取組の支援やれんこんの導入・定着に応じた支援等が行われており、地域における高収益作物の生産拡大に貢献しています。 (3) 高収益化に向け、産地で一体となり収量向上や規模拡大を推進 このような取組の結果、同社の令和5(2023)年の作付面積は令和元年(2019)年の約1.6倍の約26haに、令和5(2023)年の販売額は令和元年(2019)年の約1.8倍の約1億7千万円となり、規模を拡大しています。 同社では、同計画に基づき、産地一体で生産基盤の強化や収量向上、規模拡大を図るとともに、需要拡大に向けたレシピ開発や出荷場の新設等に取り組み、今後も消費者が食べたいと思うれんこんの生産を目指していくこととしています。 畑地化した圃場での収穫作業 資料:株式会社れんこん三兄弟 146