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全国学力・学習状況調査において、直径22cmの球がぴったり入る立方体の体積を求める式の正答率は36.9%であった。空間把握と立体図形に関する数学的思考の習得が課題として浮かび上がっている。
2. 教科に関する調査結果 (3) 小学校算数 図形 R6 分析のポイント② 球の直径の長さと立方体の一辺の長さの関係を捉え、立方体の体積の求め方を式に表すことに (課題) ある。 具体的な設問例 直径22cmの球がぴったり入る立方体の体積を求める式を書く。 大問3 (3) 解答の分析 クロス集計 児童質問調査 × 本設問の正答率 (3) 直径22cmの球の形をしたボールがあります。 正答 児童質問調査 〔54〕 「算数の授業で学習したことを、 普段の生活の中で活用できないか考えますか」の各選 択肢を選んだ児童の本設問における解答状況 (%) 誤答 無解答 誤答率 36.9% 36.9% 誤答例 ①22×22 ②22×3.14など3.14を用いた式 ③22×6 等 当てはまる (40.1万人) 44.7 49.2 6.1 どちらかといえば、 33.5万人) 33.2 56.3 10.5 当てはまる どちらかといえば、 14.7万人) 29.6 56.9 13.5 当てはまらない どちらかといえば、 6.0万人) 25.6 57.0 17.4 当てはまらない 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% この質問に否定的に回答したグループの方が、大問 3 (3) の正答率が低く、無解答率も高い。 このボールがぴったり入る立方体の形をした紙の箱の体積を調べます。 誤答例の解説 ○誤答例の解説 ①22×22と解答している児童は、球の直径の長さと立 方体の一辺の長さの関係を捉えることはできているが、 立方体の一つの面の面積の求め方を式にしていると考え られる。 (8.5%) ②22×3.14と解答している児童は、円の直径と円周率 から体積を求めることができると誤って捉えていると 考えられる。 (15.9%) ③22×6と解答している児童は、円の直径と立方体の面の数 から体積を求めることができると誤って捉えていると 考えられる。 ⇒体積の単位とこれまで学習した球の直径の長さや 立方体を構成する要素との関係を考察できていないと 考えられることから、深い理解を伴う知識の習得に引 き続き課題がある。 ⇒身の回りの形から図形を捉え、図形を構成する要素 を見いだし、体積を求めるために必要な情報を判断で きるようにすることが重要である。 この立方体の形をした紙の箱の体積が何cm² かを求める式を書きましょう。 ただし、紙の厚さは考えないものとします。また、計算の答えを書く必 要はありません。 17