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A.2024年のIPEFに参加する国の数は14か国。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第6節 国際戦略の展開 令和6(2024)年度には、バングラデシュとの間でEPA交渉会合を4回実施したほか、同年9月にアラブ首長国連邦との間でEPA交渉を立ち上げ、同年11月及び令和7(2025)年2月に交渉会合を実施しました。さらに、GCC1(湾岸協力理事会)との間でEPA交渉を再開し、令和6(2024)年12月に交渉会合を実施しました。また、同年8月に日・インドネシアEPA改正議定書への署名を行いました。 (WTO農業交渉は議論を継続) 世界共通の貿易ルールづくり等が行われるWTO2(世界貿易機関)では、これまで数次にわたる貿易自由化交渉が行われてきました。平成13(2001)年に開始されたドーハ・ラウンド交渉においては、依然として途上国と先進国の溝が埋まっていないこと等により、農業分野等の交渉に関する今後の見通しは不透明です。我が国としては、世界有数の食料輸入国としての立場から公平な貿易ルールの確立を目指し交渉に臨んでおり、我が国の主張が最大限反映されるよう取り組んでいます。 令和6(2024)年2~3月にアラブ首長国連邦で開催された第13回WTO閣僚会議では、第14回WTO閣僚会議に向けた農業交渉の道筋について議論されましたが、合意には至りませんでした。 (IPEFの3つの協定に署名) 米国、日本、豪州等14か国が参加するインド太平洋経済枠組み(IPEF3)については、令和6(2024)年6月の閣僚級会合において「IPEFクリーン経済協定」、「IPEF公正な経済協定」及び「IPEF協定」の署名式が行われ、同年10月に締結済の署名国について発効しました。 (令和6(2024)年11月にコスタリカのCPTPP加入作業部会設置、12月に英国の加入議定書が発効) 「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」(CPTPP4)について、令和6(2024)年11月のTPP委員会において、コスタリカの加入手続の開始及び加入作業部会の設置が決定されました。 また、同年12月にCPTPPへの英国との加入議定書が、締結済の我が国を含む10か国について発効しました。 (ブラジルでG20農業大臣会合、イタリアでG7農業大臣会合が開催) 令和6(2024)年9月に、ブラジルでG20農業大臣会合が開催され、農業・食料システムの持続可能性や食料安全保障の国際貿易の貢献、小規模家族農業支援等について議論が行われました。同会合において我が国は、令和5(2023)年4月のG7宮崎農業大臣会合での議論を踏まえつつ、農業の生産性向上と持続可能性の両立を実現すべきことを各国に呼び掛け、G20農業大臣宣言に我が国が主張した「国内生産の重要性」等が盛り込まれました。 1 Gulf Cooperation Councilの略 2 World Trade Organizationの略 3 Indo-Pacific Framework for Prosperityの略 4 Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnershipの略 102